期末考査も終わり、答案返却3日目の7月14日(月)、【80期】1年生の学年集会が行われました。

はじめに、学年主任・今野先生のお話
「理系に進むので、理系科目以外は捨てる」と話した生徒を引き合いに、「読解力は、共通テストをはじめとした大学受験、大学での研究生活とその集大成としての卒業論文、さらに社会に出てからのコミュニケーションスキルなど、極めて重要なスキル。理系科目ではないからやらないというのは危険であり、視野の狭い話。それに、今から科目を絞って自分の可能性を狭めるのではなく、いろいろな分野・ジャンルに触れて、自分を高めていってほしい」
続いて、生徒指導担当・前田先生のお話

1学期の学校生活を振り返り、夏休みの過ごし方についてお話がありました。「部活を一生懸命やろう。せっかくの夏休みなので、いろんな経験をして、人生観を広げてほしい」
最後に、学習・進路について渡辺先生のお話

1学期の学習状況を振り返りつつ、「中学時代の塾頼みの学習習慣から脱却して、『自分でやる。自分の力でやる』習慣を早く身につけよう」「長い夏休み、部活をはじめ何かに打ち込めるものを見つけて取り組もう。同時に、机に向かう時間も確保し、毎日継続しよう。日々の積み重ねが大事」
あと数日で1学期も終わり。4月から始まった春高生活。思い通りになったこともあれば、うまくいかなかったことも多々あったと思います。自分の生活を振り返って、2学期に向けて頑張ってほしいと思います。
ガンバレ【80期】!
7/11(金)午後、春日部市民文化会館にて芸術鑑賞会を実施し、劇団東京芸術座による演目「12人の怒れる男たち」を鑑賞しました。

午前中には特編授業を実施し、昼食をとって午後に春日部市民文化会館に移動しました。今年度は演劇の鑑賞となります。

教頭による挨拶が行われ、いよいよ開演となります!

ある少年が父親を殺害したとされる事件について、12人の陪審員が被告の少年が有罪であるか無罪であるかを審議することになり、ほぼ全会一致で有罪と思われたが、1人の陪審員が無罪に投票したことから事件について再度検証することになりーーというサスペンスドラマです。




12人の個性的なキャラクターの陪審員が繰り広げるやり取りを鑑賞しながら、陪審員制度や民主主義について考えさせられる内容でした。
公演終了後は、本校生徒による挨拶と花束贈呈が行われました。





公演終了後、会場は拍手で包まれました。
さらに、劇団員の皆様に、本校演劇部とメディア研究部に向けて座談会を実施していただきました。

劇団東京芸術座の皆様、素晴らしい公演を披露していただき、また座談会の機会も設けてくださりありがとうございました。春高生にとって、演劇という芸術に触れる貴重な機会となりました。
CLILは、「科目内容とことばを統合した学習」と言われます。(『CLIL Content and Language Integrated Learning 新しい発想の授業 ー理科や歴史を外国語で教える!?ー』笹島茂編著、三修社、2011)春日部高校でも、このような実践ができないか研究を始め、福岡教育大学教職大学院教育実践力開発コースの白井龍馬先生よりご指導をいただいております。計5回のオンラインミーティングで指導手順の助言をいただき、6月26日(木)に2年1組、6組、9組で実践を行いました。

最終活動、3人での"Big Discussion"の様子
ここまでの流れを説明します。
今回の授業実践は、ジグソー法を基としました。生徒たちは、今まで同様の活動は何度も行ってきたので、流れはスムーズでした。指導の重点は、内容にフォーカスした活動でことば(英語)も使っていることです。そして指導者としては、生徒たちと授業を楽しむことを意識しました。
始めはWarm-UPです。今回のテーマは、教科書のレッスンで江戸時代の持続可能な社会を扱ったので、その発展としてリサイクルを多面的に見ることとしました。Warm-UPでは、"Is recycling always good for the environment?"という問いで一人ずつ自分の考えをOREOの形式で発表しました。

すぐに話始められる生徒たちに成長を感じました。この問いの"always good"というのが「いつもいいとは限らない」かもしれないことを醸し出し、思考が深まりました。
続いて、生徒たちはA,B,Cの3つのグループに分かれ、それぞれの英文を読んで、その内容をまだ読んでいない人に説明できるように準備しました。

A,B,Cそれぞれの英文を共有ドライブに保存しておくことで、配布の煩雑さが軽減できました。生徒たちは自分担当の英文をメモを取りながら読みました。A,B,Cそれぞれが、リサイクルに関わる話になっています。
Aは、企業がどのような取り組みをしているか、Bは、プラスチックを別の選択肢に変えたときの環境負荷について、Cは、将来の職業に関して、持続可能性を意識する考え方についてです。

個人で英文を読んだあとは、同じ英文を読んだ生徒同士で内容を確認しました。このあと、ABCそれぞれの生徒がグループになり、内容を伝え合います。

聞きながらメモを取っています。内容を伝える際は、キーワードを必ず使うように指示しました。

補助資料の画像を見せながら効果的に内容が伝えられました。
A、B、Cそれぞれの内容が伝え終わったら、次はBig Discussionのステージです。

最後のDiscussionのテーマは、身近なトピックが良いと助言をいただいたので、「プラスチックストロー使用を止めることが、本当に環境に優しいのか」としました。プラスチックストローの別の選択肢が必ずしも環境負荷が少ないわけではないかもしれない、そもそもストローで飲むのを止めるべきではないか、何か始めることは重要だ等の意見が出ていました。
授業後も持続可能性について話している生徒がいました。生徒が内容にフォーカスしていたことがうかがえます。
今回の実践には、英語科のみならず、他教科の教諭の見学もありました。地歴公民の教諭とは、環境問題について地歴公民の授業でも扱う際は、豊富な資料やデータを紹介すると情報交換できました。CLIL「科目内容とことばを統合した学習」では、他教科との連携、情報共有、共同の可能性が十分にあります。今後は、他教科との連携を増やしていきたいと思います。2学期以降も授業研究を進め、実践を重ねていきます。
英単語学習に、英英辞書を使うことは大きな効果があります。英語を英語で説明できるようになるので応用が効きますし、アウトプットの活動になります。

79期2年生では、教科書のレッスンで出てきた新出英単語のいくつかをDefinition Gameとして行い、ペアでのアウトプット活動にしています。
2人組で、一人はスクリーンに映された単語を見て、パートナーに英語で説明します。パートナーが単語を当てられれば座れます。

うまく説明できて、パートナーがすぐに当ててくれると充実感があります。その後、iPadにある辞書アプリでも英語の定義を確認するとさらに理解が深まります。
ALT Nick先生の2年生1学期後半の授業です。2回の授業で、Counter Argumentの学習を進めたDebateを行い、同じテーマでパラグラフ・ライティングを行いました。パラグラフ・ライティングにおいて、Counter Argumentを効果的に用いると、説得力が増します。
まず、Nick先生によるCounter Argumentの復習です。

3人でDebateを行いました。相手へ反論する点がCounter Argumentの応用となっています。この班には、留学生も入っています。

聞き手、ジャッジはメモをとりながら聞いています。

どの班も白熱していました!ジャッジの役割の生徒が勝敗を決めます。肯定側、否定側、ジャッジの3役を3回Debateを回すことで全て担うことができます。
さて、本題は、Debateで十分議論できた論題でパラグラフを書くことです。自分の立場を決め、根拠、例、Conter Argument、結論をまずプラニングします。

プラニングできたら、英作文に取り掛かります!

Nick先生が便利な書き出し表現をリストにしてくださっているので、それを見ながら作文すると間違えの少ない英文になります。

15分くらいの時間でかなりの生徒が書き終わりました。
Nick先生はこの英作文を回収し、全員分のパラグラフを添削してくれます!
次の時間、Nick先生の添削を見ながら、Rewriteします。

Nick先生は2年、3年全員分と3年の選択科目の分を丁寧に添削してくださいます。生徒たちはRewriteすることで、自分の間違えに自覚的になります。
Rewriteが終わったら、残り時間は英語を使ってゲームをしました!英語版伝言ゲームです。

Nick先生から口頭で伝えられた英文を列の最後まで、その通りに伝えられるでしょうか??

一番最後の席の生徒が黒板に英文を書き、最後にNick先生がチェックしてスピードと正確さで勝敗を決めました。英文の変化がとても面白くて、とても盛り上がりました!時間の許す限り繰り返しました。あるクラスは3周もしました…。
Nick先生、今学期も楽しく学びのある授業をありがとうございました!来学期もよろしくお願いします!
6月28日(土)13:00~15:00 本校大会議室において、運営指導委員の先生方6名のうち3名の先生方の出席をいただき、令和7年度SSH第1回運営指導委員会を開催しました。


令和7年度の本校のSSH全国生徒研究発表会参加生徒による発表を行い、運営指導委員の先生方からご指導をいただき、改善点を共有しました。


その後、令和7年度のSSH事業の取り組みについて報告及び検討を行いました。今後のSSH事業の進め方について、様々なご意見をいただきました。貴重なご意見を参考に、より良い取り組みとなるよう努力してまいります。
6月14日(土)、全国高等学校囲碁選手権の埼玉県予選団体の部が行われました。春高は主将横山蒼大(2年)・副将橋本航太(1年)・三将小山稜太(3年)の3名で臨み、県代表1校の切符を競いました。勝負所は対浦高戦で、主将が落とし、三将が取って1勝1敗の状態での副将戦は熾烈を極め、形勢が二転三転する内容でしたが、何とか橋本が凌いで勝利。そのまま全勝で優勝し、8月4日・5日に日本棋院東京本院(市ヶ谷)で行われる全国高校選手権に駒を進めることになりました。昨年に続き2年連続となりますが、昨年は入賞を逃し悔しい思いをしているので今度こそ満足できる結果を手にしてきます。この場をお借りし、春高同窓会囲碁クラブの先輩方そしてプロ棋士の先生方のご指導や、春高生と先生方の応援に感謝申し上げます。
翌6月15日(日)は個人戦と段級位認定大会が行われました。個人戦は全国出場枠2名ですが、春高は横山が惜しくも3位で2年連続出場を逃しました。段級位戦の方では春高の北崎友彬(1年)が優勝、四段を認定されました。




代表校は埼玉新聞の取材を受けていました(女子団体は滑川総合が全国出場)。
春高祭は終わりましたが…

現在、文化祭実行委員では、作成した門のライトアップを実施しています。
レンガ調の建物を再現しているので、優しいオレンジの光が合います。
6/20まで、19:15〜19:45の短い時間ではありますが、最後の輝きを放っております。
本日、午後3時から4時50分まで、本校の大会議室において、令和7年度第1回学校評議員会兼学校評価懇話会を実施いたしました。

学校評議員4名、学校評価懇話会委員6名の皆様をお迎えし、授業見学の後に、学校側から令和7年度学校自己評価システムシートの説明、及び各分掌主任、生徒会長からの概要説明の後、意見交換を行いました。

様々なご意見やご要望をいただき、今後の学校運営の参考として生かしてゆきたいと改めて感じました。

次回は年明けの2月上旬を予定しており、年度評価とまとめを行います。

6/8(日)春高祭2日目のオープニング、春高ジェンカの様子を掲載いたします。
春高祭来場者数11,969人となり、多くの皆様にご来校いただきました。

春高祭2日目のオープニングです!



熱い戦いが繰り広げられています!



春高祭2日目がスタートしました!
2日目のラストにはGFF(フォークダンス)と、後夜祭である春高ジェンカが行われました。




文化祭実行委員や応援指導部が思いの丈を語り、胴上げが行われました!







春高祭や、春高に対する思いが語られています!

来場者数の発表です!

感極まり涙する場面も見られました!お互いの素の感情をそのまま共有できるところが春高の良さですね!




仲間同士の信頼関係があってこその春高祭ですね!
最後はバルーンの打ち上げです!


春高生の皆さんお疲れさまでした!
春高祭にお越しいただいた皆様ありがとうございました。
今後とも春日部高校をよろしくお願いいたします。