【新人大会】
4月23日、浦和高校麗和会館において囲碁新人大会が行われました。
今年度、春高囲碁部に小山稜太と永井晶の2名(2名とも経験者)が入部してくれましたが、この二人が出場。春高生としてのデビュー戦となりました。
また、この大会は今年度の全国総文祭鹿児島大会の予選も兼ねており、4位までが5月7日に行われる総文祭への最終予選に進みます。なお、2年の中山幹が昨年度の戦績からすでに最終予選の出場権を持っています。初の他校生との対局で緊張気味?かと思いきや、中学時代に対局したことのある相手が多いようで、再会を喜び合う場面も。リラックスして対局できたようでした。
結果は小山が3位、永井が4位ということで、中山と併せ3名が最終予選に進むことになりました。
5月7日は県の上位者10名が集まり、全国総文祭出場3枠を競います。険しい戦いになるとは思いますが、3名とも全力を尽くして参りますので、ご声援の程よろしくお願いいたします。
【最終予選】
5月7日、鹿児島総文祭を賭けた埼玉県予選が行われました。全国切符は3名。春高からは2年中山、1年小山、1年永井の3名が県上位10名による最終予選に進みました。
囲碁の大会は総当たりやトーナメントではなく「スイス式」と呼ばれる変則リーグ戦方式で行われます。これは全員4局打ち、勝率やポイントで順位を出す方法です。第1局は抽選、2局目以降は勝ち同士、負け同士で手合が組まれていきます。最終局終了時点で勝率が並んだ場合に、対局した相手の勝率がポイントとなる仕組みになっています。
春高は3名とも2勝2敗。全体の結果は10名のうち4戦全勝が1名、3勝1敗が1名、そして2勝2敗が6名もひしめく大混戦。そしてスイス式ポイントを計算した結果、小山が4位と、全国にあと一歩届きませんでした。しかし、最後まで入賞の可能性を残し諦めずに打ち切った3名。今後に期待が持てる頑張りでした。まだまだこれから大きな大会が続きますので、棋力向上を図り次戦に備えたいと思います。
【同窓会囲碁大会に参加させて頂きました】
令和5年5月28日、コロナにより中止が続いていた同窓会囲碁大会が3年ぶりに実施され、さらに部員不在の期間を経て数年ぶりに囲碁部員がお仲間に入れて頂くという機会に恵まれました。
約30名の同窓生が集い、生徒とも対局していただくとともに、孫のように温かく接してくださいました。また、かつて春高囲碁部顧問でいらっしゃった野村先生をはじめ、旧職員の先生方もお見えになり、現役部員達にも丁寧にご指導くださいました。たくさんのことを学ばせていただき、ありがとうございました。今後ともご指導のほど、そしてご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。
【全国高校選手権埼玉県予選団体戦 2位】
6月17日(土)大宮高校にて選手権予選の団体戦が行われました。
春高は惜しくも2位。全国への壁あと一枚が破れませんでした。
ただ、今年の春高囲碁部は1年生2名(大将小山、副将永井)が加わり、昨年度大将の中山を今日は三将にして組むことができましたので、今後のステップアップを期待したいと思います。
なお、優勝の川越東高校が全国高校選手権に進むことになりました。
18日は個人戦が行われますので、気を取り直して頑張ります。
①左側が春高。手前から大将小山、副将永井、三将中山。
②表彰式
【全国高校選手権埼玉県予選個人戦 小山稜太が3位】
6月18日(日)浦和高校にて行われた個人戦において、1年・小山(鴻巣中出身)が3位入賞を果たしました。
内容としては最後の最後まで全国(2枠)を争う接戦で、2位と3勝1敗で並び、さらにSOSが同ポイントながら直接対決の勝敗により3位というものでした。団体に続き惜しくも全国を逃し悔しい結果でしたが、これを奮起材料として次の大会に臨みたいと思います。また、2年・中山が2勝2敗、2年・石井が1勝3敗、1年・永井が2勝2敗でした。
【段級位認定戦結果 および 宇田川部長引退式】
また、この日同じ会場にて段級位認定戦が行われ、3年・宇田川部長が出場。囲碁を始めた高校入学時より目標の1つとしていた級位を取得することができました。ここで宇田川から引退が表明され、後輩にメッセージを残し、受験生としての生活へと転換する日ともなりました。
部員ゼロだった囲碁部に単身入部、初心者から囲碁を覚え、1年秋の関東予選九路盤の部で大会にデビューし3位入賞。その後、新歓のプレゼンに才能を発揮し、昨年度3名、そして今年2名の後輩を迎え、部としての形を築く礎となった宇田川部長。安心して後輩にバトンを託し引退できることでしょう。また、昨年度は関東予選団体の部で三将として県の団体戦初出場。初心者ながら勝ち星を稼ぎ関東大会進出を果たしてしまった武運の持ち主でもありました。今後は後輩の活躍を祈念しつつ見守ってほしいと思います。宇田川部長、お疲れ様でした!
①~⑤対局の様子
⑥小山表彰
⑦宇田川を囲んで記念撮影
【渡辺俊夫様 著作の寄贈に感謝申し上げます】
10月18日、渡辺俊夫様の奥様が来校されました。
故・渡辺俊夫様は昭和59年に埼玉県囲碁名人戦に優勝、第27期埼玉名人に就位されたほか、数々の県内棋戦にて優勝経験があり、さいたま市にて「渡辺塾」という囲碁教室も主宰し、囲碁普及に貢献されました。
このたび、渡辺俊夫様が自費制作されたという著作(自戦棋譜集)『爛柯』25冊と、渡辺塾制作の冊子「囲碁歴史秘話集」4冊を寄贈していただきました。
部員一同愛読、また部室に愛蔵させていただきます。お持ちいただき、ありがとうございました。
【女流プロ棋士や全国制覇学年のOBも参加。同窓会秋季囲碁大会】
11月3日に本校大会議室において同窓会囲碁大会が開かれ、現役囲碁部員3名が参加させて頂いた。
今回は女流棋士の中島プロをお招きしました。本校顧問と部員も3面打ちの指導碁そしてアドバイスを頂きました。
また、春高囲碁部が団体全国制覇を成し遂げた時のメンバー、70期の中島光貴さんも参加してくれたので、部員3名で順番に対局してもらいました。
11/12および11/18に控える関東予選に向けて、本当に良い対局機会を与えていただきました。同窓会の皆様、中島プロに感謝申し上げます。
【関東大会出場決定!】
11月12日、18日に関東大会埼玉県予選が行われました。春高は男子団体の部に主将小山(1年)、副将永井(1年)、三将中山(2年)で臨み、2位で1月13日~14日に群馬県前橋市で行われる関東大会出場権を得ました。また、個人戦9路盤の部に出場した石井(2年)も2位入賞し、関東大会進出となり、4名の全部員で出られることとなりました。
これも11月3日の同窓会囲碁大会に呼んで頂き、多くのOBや女流プロ棋士が稽古をつけてくれたおかげと、同窓会事務局の先生方に感謝申し上げます。
また、ラグビー部やソフトテニス部との兼部員もおり、こちらの大会日程へのご配慮を頂きました両部の顧問の先生にも感謝いたします。
関東大会にはよりいっそう精進して臨みたいと思いますので、今後ともご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。
①⑨路盤の部対局時の石井(奥側) ②同表彰時
③団体戦対局時 ④同表彰時
【関東大会報告】
1月13日、上州三山からの空っ風は痛いほどの冷たさながら、晴天の前橋(埼玉は降雪だったようですが)に降り立ち、囲碁関東大会に出場いたしました。この日は男子団体戦。会場は朝から選手達の熱気に包まれ外の寒さを忘れるほどでした。
1局目は開成高校との対局。大将・小山(1年)は勝ちましたが、副将、三将は敗戦。
2局目は対甲府西高校でしたが、対局直前に相手選手の一人が体調不良で棄権。不戦勝。
3局目は対駿台甲府高校。こちらも1-2で敗戦。
4局目、最終局は対浦和高校。2-1で勝利。結果は2勝2敗で10位でした。
振り返れば最初の対局が鍵だったと思います。小山はこの日全勝でしたが、さすがに関東大会出場校、3番手まで層が厚いチームが多く、厳しい戦いとなりました。
1月14日は男子個人戦。9路盤の部に石井(2年)が春高として初出場しました。こちらも第1局を接戦で落としたのが響いたか、午前中の対局で連敗し、午後3勝しましたが、トータルでは大きく負け越す結果となりました。
連続で15局打つという過酷な中で、次の対局への気持ちの切り替えの難しさを感じました。
2日間の長丁場、しかも1局の消耗も激しい大会の中で、棋力を出し切るには気力や体力も必要のようです。
学ぶことの多かった二日間。今後に活かしていきたいと思います。
春高生や先生方の様々なご支援とご配慮に感謝申し上げます。
また、OBの皆様および関係の皆様、今後ともご声援のほど、よろしくお願いいたします。
①団体 対開成高校 ②同 対駿台甲府高校 ③9路盤戦 ④戦い終えた4名
【囲碁部】1年・小山 R6全国総文岐阜大会 出場決定
1月21日(日)に行われました第48回全国高校総合文化祭埼玉県予選におきまして、春高1年・小山稜太が優勝し、8月3日~4日に岐阜県高山市で行われる全国総文祭への出場権を得ました。
あこがれの檜舞台を踏むことになりましたからには、もう一段棋力を向上させるべく精進して臨みたいと思います。
同窓会囲碁大会にてたくさん打ってくださり、ご指導を頂きました先輩方、そして先生方に感謝申し上げます。
また、春高1年・永井晶も3位入賞。2年・中山と2年・石井も、運動部兼部と多忙な中参戦してくれました。それぞれ、次の大会で小山に続き県外大会出場を目指してまいります。
①小山 ②永井 ③石井 ④中山 対局の様子
⑤小山表彰 ⑥永井表彰