囲碁部ー戦績

【令和4年度】

投稿日時: 2022/05/02 吉田 聡史

☆高文連囲碁新人大会(4月23日、浦和高校にて)

 第2位 中山 幹 (1-4)

新入生を3名迎えた囲碁部。4/24(日)、今年度初戦である新人大会が浦和高校にて行われ、2年の宇田川と、経験者である1年の石井と中山との計3名が出場しました。シード選手の出ていない大会ですが、上位者は5/8(日)の全国総文祭埼玉県予選最終選考会への出場資格を得ます。

それぞれ4局対局し、成績は宇田川1勝、石井2勝、中山3勝。その結果、中山は2位入賞。最終選考会に進むこととなりました。中山には是非、シード選手と渡り合って上位に食い込むつもりで戦ってきてほしい。また、宇田川と石井も6月に行われる次の大会を目指し、頑張ってほしいと思います。

 

☆全国高校囲碁選手権県大会(6月18・19日 大宮高・浦和高)

 8月に日本棋院にて行われる囲碁全国大会を賭けた埼玉県予選が18日団体戦、19日個人戦と行われました。

 団体戦は3名でチームを構成し、2勝すると勝利となります。大会はスイス式変則リーグ戦で各チーム4試合行われ、優勝校のみが全国出場権を得ます。春高は宇田川(2年)、中山(1年)、石井(1年)の3名で臨み、2勝2敗という結果でした。

 個人戦は一校あたり2名まで出場でき、2名が全国に出場できます。本校からは中山、石井が出場。ともに2勝2敗でした。

 個人、団体とも全国は4戦全勝、入賞(3位まで)は3勝1敗がラインのようです。今回は惜しくもあと1勝2勝の所で届きませんでしたが、数年ぶりに団体チームを編成できた古豪春高。大きな一歩を踏み出したと言えます。次は春高旋風を吹かせたいと思います。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 団体戦の様子。右手前から宇田川、石井、中山。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  個人戦の様子。左端が石井。右端が中山。

 

☆関東予選埼玉県大会(11月19・20日 大宮高・浦和高)

関東大会(1月7・8日、埼玉県開催)出場権を賭け、11月19日に団体戦の部、20日に個人戦の部が行われました。どちらもスイス式の4局で順位を決する方法ですが、これは最後まで順位予想が難しいスリリングな戦いになります。

団体戦は初戦を落としてのスタートでしたが、その後よく立て直してくれて3連勝。3勝1敗の3位入賞となりました。

中でも春高入学と共に囲碁を始め、今年度後輩を迎え部長となった三将・宇田川が全勝の活躍。主将・中山と副将・石井をよく援護しました。優勝の川越東高校と準優勝の大宮高校が関東大会に進みます。

個人戦も19路盤の中山・石井、9路盤の宇田川ともに健闘しましたが関東には届きませんでした。しかし二日間の消耗戦を良く乗り切り、厳しい局面をたくさん経験したことで、今後につながる大会になったと思います。次の目標に向け、今後とも頑張ります。

①団体表彰。左から中山、石井、宇田川。②個人戦の石井。③個人戦の中山。 

 

   

☆関東大会出場決定

1月7日(土)に行われる関東高等学校囲碁選手権大会団体戦に春高が出場することになりました。県予選3位からの繰り上げ出場ですが、出るからにはまず一勝を取りに行きたいと思います。

平成30年に全国準優勝したチーム(林、中島、吉田)が引退して以来、丸3年の間部員ゼロが続いた春高囲碁部。令和3年度、初心者1名ながら入部した宇田川が翌年熱心に新入部員を勧誘し、経験者2名、初心者1名を迎え、今年度は4名で活動。そして今回、四年ぶりの関東大会となりました。

県予選では主将:中山、副将:石井、三将:宇田川で臨み、特に初心者ながら宇田川が全勝の活躍。県内の三将同士の対戦でなら、かなり勝てるようになってきました。囲碁部を再建し、本人の棋力も向上させた宇田川に感謝したいと思います。そして、一年生部員も運動部と兼部ながら練習不足を克服し頑張ってくれました。関東では厳しい対局となるでしょうが、精一杯打ってきてほしいと思います。

壮行会にて

壮行会を開いて頂きました。

     

 

☆関東大会報告

1月7日(土)、囲碁の関東大会男子団体戦が県立滑川総合高校を会場として行われ、春高囲碁部員4名(2年宇田川・1年中山・石井・松澤)で臨みました。春高は埼玉第3代表として出場。結果は慶應義塾高校(神奈川第1、ここが優勝)に0-3●、県立並木中等教育学校(茨城第2)に2-1○、県立宇都宮高校(栃木第2)に1-2●、県立大宮高校(埼玉第2)に1-2●で1勝3敗と、厳しさを味わうものとなりましたが、その中で主将・中山は4局中3勝と意地を見せてくれました。この経験を今後に活かしたいと思います。また埼玉開催ということで補助役員としての眼でこのような大きな大会を見たことも、良い経験になりました。

ご声援を頂きました春高生及び生徒会・応援指導部、諸先生方、同窓会の皆様に厚く御礼申し上げます。