10月12日のSS探究総合はJAXAの村上 豪 先生による
「惑星探査の最前線 -太陽系の謎に迫る惑星探査船団- 」でした。
村上先生は国際水星探査計画「ベピコロンボ (BepiColombo)」の
プロジェクトサイエンティスト (科学責任者)を務めていらっしゃいます。
太陽系の話題から始まり、月周回衛星「かぐや」、小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」
そして、現在が取り組んでいらっしゃる水星探査機「みお」へと、あっという間の1時間でした。
神奈川県相模原市のJAXAの研究所からリモートで講義を行っていただきました。
改めて太陽系のスケールにビックリです。地球は太陽のすぐ近くにあるんですね。
「月の水平線(?)から地球が昇る」動画も見せていただきました。
さながら映画「2001年宇宙の旅」のような映像でした。(かなり古い…ですね。)
先生の夢は「現在、月で眠っている「かぐや」の部品を回収すること」だそうです。
有名な「はやぶさ2」の地球に帰還した時の画像も見せていただきました。
今でも採取したサンプルの分析が行われているそうです。
このプロジェクトは構想に21年間を要したそうです。
探査機「みお」の制作現場の画像も見せていただきました。
JAXAの皆さんが手作業で組み立てていました。
水星はすぐ近くにあるようですが、水星軌道に到達するまでには
7年もかかるそうです。その軌道のアニメーションを見せていただきました。
生徒たちの質問にも丁寧に対応していただきました。
最後に本校の職員の質問にもご丁寧に回答いただきました。
(注 スクリーンの不具合から撮影画像が歪んでおります。ご容赦ください。)