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1. 3年世界史質問について

投稿日時: 05/20 野球部顧問1

『世界史B問題集』56-問2「絶対王政に関する記述(ヘンリ7世が設けた星室庁裁判所)」の件

14cのウェストミンスター宮殿内に「星の間」がつくられ、もともとはそこで民衆の苦情などを処理していました。その後、国内のごたごた(バラ戦争)を収めてテューダー朝をひらいたヘンリ7世は、その場所でバラ戦争後の戦後処理をおこない、不定期に貴族同士のもめごとなどを裁くようになりました。息子ヘンリ8世の時代には、王に反抗する貴族はそこで処罰されていくので絶対王政が確立されていき、星室庁といわれるこの場所で恒常的(定期的)に裁判も行われるようになりました。こうして誰も王に反抗できないシステムが出来上がっていったのです。ちなみに、星室庁裁判所はピューリタン革命期(1641)に廃止されていますので、現在はもうありません。

これが、教科書p.147欄外②に「ヘンリ8世の時代には…星室庁裁判所も '整備' された」と少しあやふやに書かれている理由です。いつの誰の時代に「はい、ここから始まりました!」といえない部分なのです。添野