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春日部高校情報

【校長ブログ】大人にいつまでも少年の心を抱かせる~春高ラグビー部創部50周年記念式典~

 8月27日、春日部高校では、春日部高校ラグビー部創立50周年記念式典を音楽ホールで開催しました。ラグビー部の歴代の指導者の先生方、OB、現役生など約150人が出席しました。私も校長としてご招待を受け、祝辞を述べました。

 春日部高校ラグビー部は昭和48(1973)年に27回生の皆さんが中心となりラグビー愛好会として発足しました。その後、昭和50(1975)年にラグビー同好会となり、インターハイ埼玉県予選に出場し、昭和53(1978)年にラグビー部に昇格しました。

 昭和59(1984)年度から10年連続、また平成14(2002)年度から10年連続東部地区大会優勝などの輝かしい歴史があります。特に平成元(1989)年度には、関東大会予選で、当時最強で全国高等学校ラグビー大会で全国優勝する県立熊谷工業高校に勝利し、県ベスト4になり、関東大会に出場するという輝かしい記録があります。 

 令和2(2020)年から3年余りの新型コロナウイルス感染症の世界的大流行により、スポーツ界は大きな打撃を受けました。春日部高等学校ラグビー部も例外ではありませんでした。ラグビーは集団競技です。いつ、どんな場面でも仲間の力が必要です。ラグビーは体と体がぶつかり合う激しい球技です。肉体的にも精神的にもきつい、だからこそ、同じ時間を共有した大切な仲間との結束は非常に固いものになるのだと思います。

 式典では、江部 宏 ラグビー部OB会会長のご挨拶、校長祝辞、OB会からの現役へのスクラムマシンの贈呈、歴代OBのご挨拶、春日部高校ラグビー部綱領の採択がありました。OBの一人としてアサヒビール株式会社代表取締役社長の 松山 一雄 様が現役時代の思い出や経営者としての矜持をお話しされました。奇しくも仙台育英学園高校硬式野球部の 須江 航 監督と同じキーワードは「人生は敗者復活」。高校時代に理系から文系に転じ、大好きな英語を極めるために大学では文学部で英文学を専攻されたとのこと。ラグビー部での経験をもとに何事にも積極的にチャレンジされ、複数の会社のマーケティング畑を歩まれたお話は、説得力がありました。最後に、応援指導部による校歌斉唱で大いに盛り上がりました。

 「ラグビーは、少年をいちはやく大人にし、大人にいつまでも少年の心を抱かせる」と言われています。式典後の現役・OBとの交流戦では、いつまでも青春を謳歌されていました。

 ラグビー部創立以来50年の月日がたちましたが、その間、コロナ禍をはじめ、様々な苦難もあったと思います。昨年度からは、本校OBの監督のもとで質実剛健・文武両道の春高スピリットを体現しておりますので、格別のご支援ご協力をお願いいたします。

 

【文学部】関東大会に出場しました!

文学部3年の上原響樹が、埼玉県代表8名のうちのひとりとして、8月18日に開催された第24回関東地区高校生文芸大会に出場しました。会場は山梨県立甲府第一高等学校です。本年度は「俳句」をテーマに開催されました。午前は、開会式および俳人井上康明氏による記念講演「飯田蛇笏 夏の俳句」の後、参加者が会場で俳句を詠みました。午後は事前に提出していた俳句をもとに意見を述べ合う分科会および閉会式がおこなわれました。他県の生徒たちから受けた刺激を、本県そして本校の部員たちにつないでほしいと感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場の山梨県立甲府第一高等学校玄関にて

【3年生夏期講習】いよいよ最終週!

夏は受験の天王山!春日部高校では、3年生の夏の総学習時間500時間を目標にしています。平日は学校の学習室やHR教室で自習ができたり、朝7:30から90分ずつの講習が組まれて各自の学習をサポートしています。

A期 一橋英語

過去問の長文を読んでいます。内容も英文も読み応えがありました。考えさせられる内容で感動しました。

 

英作文では、写真などの描写が出題されるので、やり方・考え方を学んだあと、実際に英作文をする練習をしました。

 

A期E期 Daniel's Lesson

ALTのダニエル先生も、夏期講習を担当してくれています。CNNニュース教材を使って、聞いて、読んで、話して、書くレッスンを行いました。指示も全て英語です。途中英語でゲームも行い、英語を使いながら盛り上がっています。

 

D期 共通テストリーディング・リスニング

共通テストは実践演習が重要です。夏期講習では、リーディング80分のあとリスニング30分を行う本番と同じ流れで演習を複数回行いました。時間との戦いですが、読むスピードを上げていくことで落ち着いてできるようになります。

D期 早慶英語

夏期講習でも、普段の授業のように、お互いに説明し合ったり話し合ったりしています。

この講座は、埼玉県教育委員会が中心となって、県立高等学校全体の教育力向上に取り組むため、他の高校で行われる夏期講習(大学の進学希望者等を対象とした講座)へ、他校の県立高校の生徒も参加できるようにする【オンライン連携講座】の一つでした。オンラインで毎時間他校の生徒さんの出席があり、新鮮でした。

他の教科でも沢山の講座が行われています。

 

【校長ブログ】人生は敗者復活戦~全国高等学校PTA連合会大会2023宮城大会~

 8月24日、25日、私は、春日部高校のPTA会長さん、副会長さんと宮城県仙台市で開催された第72回全国高等学校PTA連合会大会2023宮城大会に参加してきました。大会テーマは「豊かな杜につむぐ虹の光~しなやかな強さで生き抜く力~」です。

 8月24日は、カメイアリーナ仙台(仙台市体育館)で開催された第2分科会に出席しました。「ICTで広がるキャリアデザインの光~多様な挑戦で広がる世界~」がテーマでした。AI(人工知能)時代においては、ハードスキル(数値化できる能力)とソフトスキル(数値化することが難しい能力)があること、特に後者のコミュニケーション能力、リーダーシップ、ファシリテーション能力、タスク処理能力、時間管理能力などが大切だと思いました。

 8月25日は、カメイアリーナ仙台(仙台市体育館)で開会式、表彰式、記念講演、閉会式が行われました。記念講演の講演者は、仙台育英学園高等学校の須江 航 硬式野球部監督でした。昨年優勝した際、須江 航 監督はコロナ禍を乗り越えた選手達を称え「青春ってすごく密なので」という名言を優勝インタビューで残しました。

 一昨日8月23日の第105回全国高校野球選手権(甲子園)決勝で準優勝に導いた情熱に満ちた講演に6000人の参加者は傾聴していました。一昨日の試合後のインタビューで、「2年間で頂点、あとひとつの悔しさ、ともに味わうことができた。人生は敗者復活です。この経験を次に生かします」と語った須江 航 監督。

 講演で私の心に残ったキーワードを紹介します。

「人生は敗者復活戦」

「情熱と粘り強さと素直さと」

「何事に対しても肯定的であることの大切さ」

「大切なのは挫折と向き合う力」

「短所に丁寧に対処ですることができないと、長所を飲み込んでしまう」

「伝わる言葉とは、相手が聞きたいことを話す力」

「『しない』と『できない』を見極める力」

「生徒・子供は、人生に彩りと喜びを与えてくれる」

元気が出る言葉をたくさんいただきました。須江 航 監督、ありがとうございました。

 

3年生アドバンスセミナー13

最終日の朝です!午前の学習が始まりました。

本日の朝学(希望者)の様子です。

6:10

7:00

昨晩、10:20〜11:20のワンポイント講習の様子です。

浴衣の生徒もいますね!
毎晩、リスニングでの頻出表現、英文法語法の頻出表現、多義語を扱いました。

【水泳部】公立高校大会

 8月22日、公立校大会に参加をしてきました。

 今大会でベスト3を掲げ、妥協を許さない厳しい練習をしてきました。掲げた目標は絶対に達成しなければならない。しかし残念ながら結果は5位です。

 
 春日部高校以外は進学校といえども多くの高校が3年生を積極的に出場するようになりました。そのようなすでに不利な状況で、1、2年だけのチームでベスト3を狙う。非常に高い目標です。しかし無謀でもある。私はそれは厳しいと当初、生徒たちに言いました。それでも狙いたいと新チームが動き始めました。

 

 目標が達成出来なかったことについては私も含めて反省点が多いです。しかしながら、様々なことを制限され、心まで萎縮させられたコロナ禍を乗り換え生徒たち自らが高らかに目標を宣言し、それに見合う過酷なトレーニングを積んできたことは、きっと部員たち自身の重要な経験になっているはずです。引き続き、応援をよろしくお願いします。

 

入賞一覧

櫻井隆也 200M自由形 1位

吉野宇太 100M自由形 1位

     50自由形 2位


400Mメドレーリレー 3位

(ベイリーチャールズ賢 櫻井隆也 吉野宇太 西上聡汰)


400Mフリーリレー 4位

(吉野宇太 西上聡汰 佐々木晴 櫻井隆也)

 

総合成績 5位