【校長ブログ】修学旅行1日目 平和への思い
今日から3泊4日の修学旅行が始まりました。1日目は広島の平和記念資料館で献花、黙祷後に資料館の見学、そしてボランティアガイドの方による碑巡りをしました。
1945年8月6日に原子爆弾が広島に投下されました。原子爆弾は上空約600メートル、現在の東京スカイツリーの高さと同じくらいで爆発したと言われています。その爆発の中心温度が約3万5000度、爆発の表面温度が約6000度と、太陽の表面と同じ位の温度の熱放射、さらにその高温による空気の衝撃波、加えて放射能の3つが同時に広がりました。想像に耐え難い悲劇が起こり、その年の12月には約14万人が亡くなられたと推定されています。
ボランティアガイドの方々は戦争の悲惨さを若い人たちに一人でも多く伝え、平和を継承して行ってほしいとの一心で活動しているとのことでした。その言葉通り、碑巡りではとても丁寧にわかりやすく説明いただいただけでなく、鬼気迫る熱意と気迫に圧倒されました。それに応える本校生徒たちの真剣に聴く態度や姿勢に、ボランティアガイド代表の方からはお誉めの言葉をいただきました。
平和への思いの継承を強く感じた1日となりました。