報告

【令和7年度 SSH】SS探究総合 特別講義「春日部周辺の地形」

10月7日の  探求総合は東京大学 茅根 創 様による特別講義「春日部高校周辺の地形」を行いました。

   

まずは地理院地図を使ってみましょう。ひとり1台iPadを持っているので手元で使えます。

埼玉周辺や春日部周辺はほぼ低地で少し台地がある程度。地理院地図のデフォルトの高低差では、差が出ません。

→「自分で作る色別標高図」という機能を使ってみましょう。・・・0.5mの高低差まで差をつけることが出来て便利。

春日部高校付近にはどのような地形の特徴が見れますか? 

      

 

さて、このような地形はいったいどのような作用でできたのでしょうか?

キーワードは 「 新生代 第四期 氷期・間氷期 低地 」 です!!! 

 

春日部高校付近は自然堤防の上にありますがその周りは基本的に低地ですね。そして北西に台地があります。

低地は6000年前の縄文海進時、台地は12万年前に主に形成されました。ここは普段やっていないので難しかったですね。

 

さてさて、地形の形成には海面の上下が影響しているのですが、海面はなぜ上下するのでしょう?

       

 

それは、ミランコビッチサイクル!!!

知っていましたか、天体の運動が地球への太陽の日射量を決めているのだそうです!宇宙の事象が地球の長期的な環境を決めているのですね。すごい。

あらためて、その意味で春日部高校の地形に目を向けましょう

10/11(土)土曜日授業の後、春日部FWを行います。

楽しいFWになりそうです。