【令和7年度 SSH】SS探究総合 特別講義「What is SCIENCE?」
5/13 の特別講義は「What is SCIENCE?」というタイトルでNHK for Schoolで理科番組の制作に携わっておられ、サイエンスコミュニケーション活動にも取り組まれている、小幡哲士様に講義をしていただきました。
まずは、挨拶代わり・・・と言えばよいのでしょうか?実験を見せていただきました・・
緑茶を振ると・・・色が透明に!!!
様々な実験を見せていただきながら、「科学ってなんだ?」というテーマを考えてみます。
例えば、先生からの問いかけとして、
「光ってどう進む?」
「どんな実験をしてやれば、見ている人に伝わるだろうか?」
「縦の(傷のような)線が入ったシートに光を通すとどうなる?」
「では、細かい線が入った回折格子では?」
「赤、緑、青それぞれの光で違いはある?」
「もし、光の点の間隔をせまくしたいなら回折格子をどうすればよい?」
とテンポよく実験を交えながら、進んでいきました。どうなるんだろうという気持ちが沸き上がり、魅入ってしまいました。
後半は、科学というキーワードからどんな視点を持てばいいのか考えました。
本校のSSHでは、今までは、科学の性質や手法、科学の種類などを中心に添えて活動を行ってきました。
今回の講義で科学の「社会的側面」という視点を持ちながら活動を行うことも必要であると気づかされました。
最後まで、生徒の質問にも答えていただきました。小幡先生が日常で意識する、実験を再設定するときのポイントは「①大きさを変える、②素材を変える、③組み合わせる」だそうです。その他にも探究を行うヒントがたくさんあったと思います。
今後の活動に活かしていきましょう!!!小幡様、お忙しい中、講義を行っていただき、本当にありがとうございました!!