報告

【SSH】生田緑地FW

9月25日(日)は生田緑地FWを行いました。

神奈川県立生田高校教諭の藤原先生に案内をいただき、生田緑地の露頭など観察しました。藤原先生は生田緑地にて、地層を観察したり、火山灰や有孔虫のサンプルを観察する教材を作成されており、教材をもとに関東平野を形成する丘陵や台地について理解ができるように、案内をしていただきました。



台風が通過する予報もあったので、心配していましたが、少しそれながら通過してしまい、むしろ絶好のFW日和になりました。

 

   ↑ 生田緑地内には岡本太郎博物館があるのですね。今回は行けませんでしたが、次回は。 
 ↑ さて、それでは地層を見ていきましょう。どんな特徴がありますか?『採取は禁止ですが、地層の面の肌触りを感じるために少し触ってみましょう。礫ですか?砂ですか?泥ですか?模様はありますか?他にどんな特徴がありますか?』と、地層を理解するためにいろいろなアプローチで指導していただきました。

 
 ↑ さらに登っていくと、違う地層があります。今度の地層は礫が周りに転がっていますね。


 ↑ 枡形山の頂上に着くころには、生田緑地の地層の意味が少しわかったのではないでしょうか?上総層群から始まり関東ローム層を順番に見ることが出来ていたのですが。さらに頂上からの景色を見ると、東京の方向に国分寺崖線が見えました。今度、時間があったら国分寺崖線も歩いてみたいですね。 

  
 

↑ さらに移動しながら、地層を確認していきます。非常に丁寧に地層を見て回ることが出来ました。

ひと通り、まわった後、生田緑地内の宙と緑の科学館にあるボーリングコアをみながら復習です。今日見た地層がボーリングコアになって並んでいます。すごい!!!

 

移動しながら地層を見たのに、同じ層は移動しても、同じ高さにあるのは、地層がどの様に広がっているから?


  昼食をとり、多摩川河川敷に向かいました。

  

  ↑ 多摩川の河床にて、生田緑地で見た飯室層が見られるので、化石の採取(もちろん関係各所に許可をとってあります。)に取り組む予定でしたが、さすがに昨日の台風で河の水位が高かったので、断念。

 
しかし、藤原先生がそんな時のために、サンプルを用意してくれていましたので、みんなで洗い出しを行い、火山灰中の鉱物や、有孔虫の観察を行うことができました。様々な道具を準備していただき感謝です。

 

今回のFWを通して、地層の見方の基本から、比較的若い地層(関東平野をつくっている地層)について理解を深めることが出来ました。藤原先生より『生田緑地で見た地層は関東の平野の様々な部分で見られる可能性が高いので、興味を持って地層のつながりを調べるとおもしろいでしょう。』というコメントを頂き、今後のFWにつながる回になったと感じました。 

藤原先生、お忙しい中、様々な準備をしていただき本当にありがとうございました。