報告

【SSH】冬の特別講座「物理を学ぶ,物理を作る~高校物理から宇宙研究の最先端へ~」 その2

1/6日に行った、アクティブラーニングに続き、1/28(土)は

 

東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の初代機構長であり、様々な執筆や科学のTVにも多数ご出演されている村山斉先生の講義をオンラインで聞き、質疑応答を行っていただきました。お忙しい中質疑に応じていただけるということで、非常に貴重な時間です。 

なお、我々以外にも複数の学校が参加する合同のオンライン講義です。

 ↑講義の様子        ↑質疑中の村山先生      ↑ 質疑を終え、まとめに入る生徒

まず、事前に録画しておいた村山先生の講義を見るところから始めました。ノーベル賞を受賞された小柴先生を例に、科学者がどのように研究をしているのかを面白くわかりやすく説明していただきました。

 

 その後、村山先生が登場され、質疑の時間へ・・・

 本校の生徒は「少し前まで、鉄より重い元素は超新星爆発で生成されるとされていたが、現在は中性子星同士の衝突だとなった。この考えになった理由はなぜなのか?」というなかなか鋭い質問をしました。

村山先生には丁寧にわかりやすく答えていただき、さらに「非常によく勉強している、素晴らしい質問でした」とほめていただきました。

ニュートリノが関係していたのですね。

その他にも、宇宙の果てはどうなっているのか、ダークマターとダークエネルギーの違いは何なのかなど、様々な質問に答えていただきました。村山先生からは「話を聞き、そこから自分で考え、新たな疑問を見つける態度がとても素晴らしい」とすべての参加校にメッセージを頂きました。

 今回の貴重な経験を生かし、これからも学び続けてほしいと思います。

 村山先生、堀先生、みなさま 本当にありがというございました。