日誌

【校長ブログ】先輩たちが現役生をいつも支援~春日部高校同窓会~

 1月21日、春日部高校では、SSH生徒研究発表会、同窓会大河滔々(たいがとうとう)奨学基金運営委員会、PTA後援会第3回理事会が開催されました。私は校長として全ての行事に参加しましたが、春日部高校の伝統の力を改めて感じました。特に同窓会委員会では、現役生の大学入学共通テストや学校の近況なども報告しましたが、現役生への心強いエールをいただきました。 

 高校も大学も伝統校では同窓会組織が現役生を支えてくれます。春日部高校同窓会は国内外に37の支部があり、卒業後もしっかりと卒業生をサポートしてくれます。これが新興の学校との決定的な差だと思います。春日部高校は伝統校ではありますが、伝統だけでなく、同時に進取の精神を忘れずに、常に変革も目指しています。

春日部高校同窓会ホームページ https://www.kasuko-dosokai.jp/

 春日部高校同窓会は、2019(平成31)年の創立120周年を機に、現役生への支援の一つとして「大河滔々奨学基金」を創立しました。意欲を持ちながらも経済的に困難を抱える生徒や、研究活動など様々な挑戦をしようとする生徒たちのために経済的なご支援をいただいています。「大河滔々(たいがとうとう)」とは、春日部高校校歌の一節にある言葉で、春高生や保護者などの関係者誰もが愛する言葉です。今回は、大河滔々奨学金の他、エンパワーメントプログラム(令和4年12月26日~28日に本校で開催したグローバル人材育成プログラム)参加者へのご支援をいただきました。

 2021(令和3)年5月26日の毎日新聞では、連載記事「母校をたずねる」埼玉県立春日部高校編で、春日部高校同窓会を取り上げているので紹介します。

「同窓会の強い結束 就活にも威力」

 春日部高校の卒業生は、同窓会を中心に 強い結束力を誇る。新型コロナウイルスの影響で大学生の就職活動が困難に直面しているのを見た大手総合商社勤務のAさん(32)=2006年度卒=は2020年12月、同窓会を起点に 社会人OBに呼びかけ、春高出身大学生向けの就職支援活動に取り組み始めた。リーマン・ショック(2008年)後の就職難を経験したAさんは「就活の成否が、世代の社会的な要因で決まってしまうこと に疑問を感じていた」という。「苦境にある後輩を支援したい」と、同窓会のフェイスブックなどで呼びかけたところ国内外の社会人OB約130人が賛同。大学生には フェイスブックや部活動の人脈などを通じて声を掛けた。3月までにオンラインでの業界研究イベントを3回開催。OB訪問のコーディネーも約20回行った。学生からは「どの企業にも春高OBがいて、同窓のつながりを強く感じた」といった声が寄せられている。Aさんは「就職支援を通じて大手企業から内定を得られた学生もおり、手応えを感じている」と話す。春高も、キャリアプログラムには力を入れる。同窓会も後援する1年生対象の「進路トーク」を毎年開催する。また「活性化・特色化方針」の中で「日本、世界で活躍するリーダー」の育成を打ち出し「東大合格10人以上」など数値目標も掲げる。Aさんは「高校、大学、社会人という点と点を有機的に結びつけ、春高をサポートしていきたい。同窓会の先輩・後輩との交流からの学びを生かし、自分自身も後輩の手本となるリーダーを目指したい」と話している。(「毎日新聞 2021年5月26日」より抜粋)