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【校長ブログ】Never,Never,Never,Never give up.~2学期終業式~

 12月21日、春日部高校では2学期終業式を行いました。春日部高校は8割の生徒が国公立型の大学入学共通テストを受験します。今年度は大学共通テストの日程が早いために1月5日が3学期始業式になります。大学入試直前講習なども意識した大学受験に対応したスケジュールです。

 冒頭に、種村隆久 春日部高校同窓会長さんから現役生に対して講話をいただきました。同窓会の紹介、現役生をサポートする大河滔々奨学基金の紹介、埼玉県男女共同参画苦情処理委員の「県立高校の共学化を早期に実現すべきだ」という勧告書への同窓会の取組についての説明がありました。

 大河滔々奨学基金は、創立120周年を記念して設立され、様々な経済的な困難を抱えている生徒への経済的な支援や個人での留学や研究・探究活動、能力向上プログラムなどへの参加生徒への経済的な支援をしてくれる、他校でもあまりない給付型奨学金です。校長としてとてもありがたく思っています。先輩たちが現役生をしっかりと支えてくれる体制が確立しているのは伝統校の証の一つだと思います。

 表彰式では、SSH化学エキスパート、陸上競技部、物理部、書道部、水泳部、体操部、弓道部、ハンドボール部、英作文コンテスト、ラグビー部、校内体育大会総合優勝3年8組を表彰しました。

 自転車安全運転伝達講習会では、生徒が自ら作成した動画にもとづいて自転車運転マナーの大切さを全校生徒に伝えてくれました。

 最後は、校長講話、生徒指導主任講話でした。添野光太 生徒指導主任はユーモアあふれる内容で今年のトレンドを語りながら、質実剛健の気概を持って高校生活を送ることの大切さを語ってくれました。校長からは、ウィンストン・チャーチルの演説の一説Never,Never,Never,Never give up.を紹介しながら、不撓不屈の精神の大切さを語りました。

校長講話の内容を紹介します。

  Never,Never,Never,Never give up.

  訳すと、「決して屈するな!決して、決して、決して!」

  これは、ウィンストン・チャーチル(1874-1965)の有名な演説の抜粋です。1940年10月、当時、英国首相であったチャーチルは、高校の母校であるハロウスクールで生徒に向けた演説の一説です。名門校でチャーチルは病弱な劣等生として過ごし、ギリギリの単位と成績で何とか卒業しました。しかし、47年後、英国の首相となります。

  チャーチルは、1940年5月に首相に就任しています。ヨーロッパではヒトラーのナチス・ドイツが1939年9月1日に第二次世界大戦を開始しており、1940年6月には英国の同盟国である仏国がナチス・ドイツに降伏します。8月からは英国本土上陸に向け、独空軍が連日連夜ロンドン空襲を行いますが撃退し、英国本土上陸を断念させました。1940年10月の演説ですから、そのような苦境の真っ只中の演説です。 「イギリスの最後の審判の時が刻まれたと全世界が思いこんでも何の不思議があろうか。」と後にチャーチルが回顧するほど、戦争が始まって最大の苦境に立たされました。しかし、降伏するつもりは微塵もなかったそうです。

3年生諸君は、1月13日、14日に大学入学共通テストを迎えます。2年生、1年生はいよいよ進級を迎える重要な時期です。

Never,Never,Never,Never give up.

何事に対しても「絶対にあきらめない」精神の大切さは、歴史が証明しています。