【美術部】1学期の活動報告② 美術部OBの方々とワークショップを通して交流しました。
こんにちは。美術部です。
7/11(土)に美術部員と美術部OBの方々が、ワークショップを通して交流しました。
講師としてご協力いただいたのは、美術部OBの関根正文さんです。関根さんは春日部高校をご卒業なさった後、東京藝術大学工芸科で彫金を学ばれ、現在も作家としてご活躍されています。
若手のOBの方3名にも、受講者として参加していただきました。
ワークショップで教えて頂いた技法は、「透かし彫り」というものです。「彫り」という言葉が入っていますが、金属や木材、石材などの素材を切り抜くことで、モチーフを表現します。今回は真鍮(しんちゅう)という金属の板を使用しました。
制作手順を追いながら、ワークショップの様子を紹介します。
①真鍮板に水を当てながら、表面を炭で研ぎます。見づらいですがシンクにある黒い塊が炭で、これで真鍮板をこするようにして研ぎます。
②カーボン紙を使用して、原画を転写します。原画はOBの方々が用意して下さいました。
③センターポンチで切り抜きたいところの端に、へこみをつけます。
まるで火おこしのようなタイプも用意して下さいました。これは貴重!
④へこみをつけたところに、ドリルやボール盤で穴を開けます。
↓こちらはボール盤
↓こちらはハンドボール。手回しで穴を開けるドリルです。
⑤穴を開けたところに、糸鋸の刃を通して切り抜いていきます。使用する糸鋸の刃はとても細く、非常に目の細かいものでした。
部外からの参加者も頑張っていました。
みんな力が強すぎるのか、糸鋸の刃を何本も折っていましたね…。
⑥精密ヤスリでやすります。この後紙やすりで更にやすり、研磨剤で磨くのが理想ですが、ここで時間終了です。
⑦みんなで作品を鑑賞しました。
数年ぶりの開催となったワークショップですが、OBの方々には事前の打ち合わせから大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。
部員達も初めて触れ合う道具や技法での制作に積極的に取り組んでいて、貴重な体験ができました。
美術に限らず、様々な分野に触れ合った経験のある人生と無い人生だったら、前者のほうが絶対に面白い人になりますよね。それが受験や就職に関係ないこと、日常でできる些細な事でもです。一見関係ないことでも自分の専門分野に繋がったり、他者を理解する気持ちを育むことができます。
春日部高校に 面白い人が増えるといいな、と顧問は願っています。