2024年12月の記事一覧
【校長ブログ】令和6年度 2学期終業式
12月24日、表彰式、自転車安全運転伝達講習会、そして2学期終業式を行いました。
以下のとおり2学期終業式の、校長式辞概要を掲載します。
おはようございます。校長の角坂です。
今学期、大運動会、修学旅行、一万メートル走大会などといった大きな学校行事がありましたが、皆さんの力を総結集して、大いに盛り上がり、成功を収めることができました。また、部活動においても、新人大会や作品の発表・出展など、運動部・文化部問わず、日頃の成果を存分に発揮してくれました。様々な学校行事を通じて、また、試合の応援や、作品展等に足を運ぶ中で、春高生の勢い、皆さんのひたむきに頑張る姿に感動を君たちからもらいました。今後も、文武両道、質実剛健の精神のもと、仲間とともに自らを高めあいながら、春高をさらに盛り上げていってほしいと思います。
さて、今日は、「目をなくしたカバ」という寓話を紹介させていただきます。 一頭のカバが、川を渡っているとき、自分の片方の目を失くしてしまいました。カバは、必死になって目を探しはじめました。しばらくその様子を見ていた川岸にいる鳥や動物たちが、少し休んだほうがいいよとカバに助言をしましたが、永遠に目を失ってしまうのではないかと恐れたカバは、休むことなく、一心不乱に目を探し続けました。それでも、目は見つからず、とうとうカバは、疲れ果てて、その場に座り込んでしまいました。 カバが、動き回るのをやめると、川は静寂を取り戻しました。すると、カバがかき回して濁らしていた水は、泥が沈み、底まで透きとおって見えるようになりました。そして、カバは失くしてしまった自分の目を見つけることができました。
コップの中の泥水をしばらく放置していると、やがて泥が沈み、水と泥に分かれます。この現象は、しばしば座禅に例えられます。 座禅を組むところまではいかなくても、私たちは生活の中に、心を静かに保つ時間、すなわち、ぼんやりする時間を見つけることができます。駅のホームで電車を待つ時間、レストランで頼んだ食事が出てくるまでの時間、エレベーターを待っている時間、私が若い頃、そういうひとときは、まさに、ぼんやりできる時間でした。 しかし今、私たちは、スマートフォンをいじって、そういう時間をつぶしてしまっています。 ひらめきやアイデアは、何も考えず、ぼんやりしている時にこそ降りてきます。机に向かって黙々と我を忘れて仕事をしているとき、ひらめきは降りてきません。そうは言っても、勉強や部活動等、様々なことに、焦ったり、不安になったりして、ぼんやりする時間などないかと思います。
しかし、ずっと走り続けることは、必ずしもよいことではありません。しばらく走ったら、必ず休んで、自分の走り を見直してみることも大切です。きっと、ひらめきが降りてきます。
明日からの冬休み、3年生は一般受験に向け、いよいよカウントダウンが始まります。受検直前の厳しさは、よく冬の厳しさに例えられることがありますが、私は、この冬のような厳しさや緊張感は、それほど嫌いではありません。それは、現実の厳しさであり、決して理不尽な厳しさではないからです。そして、乗り越えた先には、乗り越えた者だけに与えられる力や結果を得ることができるからです。この冬のように厳しい受験終盤に求められるものは、皆さんの「強い意志」であり、「行動」だと思います。この厳しい時期だからこそ、声に出して決意を表明し、焦らず、慌てず、諦めず、強い意志と勇気を持って、そして、時には心を静かに保つ時間、すなわち、ぼんやりする時間をとりながら一歩ずつ前に進んでください。担任の先生、学年の先生はもちろんですが、私たちは、いつでも皆さんを応援しています。
1、2年生は、春高生としてのこれまでを振り返り、3学期や4月からの新年度につながるよう、2学期を振り返って自己評価をし、学習事項の総復習、部活動などでの新たな目標設定にこの冬休みを使ってください。
くれぐれも、事故等には十分気を付けて、1月8日には元気な姿を見せてください。それでは皆さん、良いお年を迎えてください。
【校長ブログ】次代の教師を目指して
12月13日は期末考査最終日です。本日の放課後、午後2時から「教員志望の生徒のための説明会」を春日部女子高等学校で実施しました。これは、教員を志望する生徒たちを対象に希望者を募り開催したものです。参加数は、本校生徒が16名、春日部女子高校が14名の合計30名でした。
講師の埼玉県教育局の教職員採用課の担当者の方が、教師志望の現役大学生2名(本校卒の現大学4年生1名と春日部女子卒の現大学2年生の1名)にインタビューする形で、小学校、中学校、及び高等学校等のそれぞれの教員の魅力や仕事、免許状、採用試験等についてわかりやすく説明していただきました。説明後の質疑では、「高校生として今、何をすべきか?」「大学の教員養成系学部ではどんなことを学ぶのか?」「夏休みなどの長期休業日に先生はどんなことをしているのか?」「先生の担当する部活動や校務分掌はどのような手順で決まるのか?」「これからの授業はICTを活用したものとなるのか?」「給食指導で、教員が食べられないものがあった場合どうするのか?」など、様々な質問が多くだされ、生徒たちの関心の高さが感じられました。将来が本当に楽しみです。
埼玉県教育委員会が求める教師像は、「健康で、明るく、人間性豊かな教師」「教育に対する情熱と使命感をもつ教師」「幅広い教養と専門的な知識・技能を備えた教師」です。このことを踏まえ、「自分はどんな教師になりたいのか?」自分の目指す教師像を明確にし、実現に向けて努力をし続けていってほしいと思います。
生徒のために説明していただいた担当者の方、また、大学生の方々に感謝申し上げます。
【校長ブログ】第2学年PTA
本日、12月9日に2学年PTAを音楽ホールで開催しました。目的は生徒の進路実現に向けて、これらの学校のスケジュールと学校の取組等を進路指導部主任から説明させていただきました。
来年の4月から現2年生は受験本番となります。高校入試は埼玉県内の中学生がライバルでしたが、大学受験はライバルが全国の高校生や浪人生となります。ただ、大学受験だからと言って部活動等を辞めてしまったりすると、「やり抜く力」「がんばる力」が衰えるなど、逆効果となるケースが多くあります。これからは、学校や部活動と両立しながら、限られた時間でいかに効率よく学べるかが重要となります。
現役合格者の共通点として、①学校の授業を大事にしたこと②最後まであきらめなかったこと③将来への展望(夢)を持っていることがあげられました。しかし、説明にもありましたが、今は大学を選ばなければ全入学の時代であります。自分がやりたいことができる大学に入るために、浪人を選ぶ先輩もいます。要は、自分が本当にやりたいことを見つけたものが受験では強いということがわかります。
また、よく「受験は団体戦」と言われます。受験という目標のもと、仲間が頑張っているし、それをサポートしてくれる方々の協力があるからこそ、本人も頑張れます。受験勉強をするには周囲の環境が大切です。我々教職員は全力でサポートしてまいりますが、保護者のかかわりも欠かせません。引き続き御協力をお願いたします。
明日からは期末考査となります。健康管理に御留意し、春高生には万全な体調で臨んでほしいと思っています。
頑張れ春高生!
【校長ブログ】インドとの懸け橋に
9月より春高にインドから留学しているヴァルダン君が、留学終了の報告と挨拶に来てくれました。来日したときは、日本語がたどたどしかったですが、この時はとても日本語を上手に話し、自信に満ちた様子が伺えました。この3か月間の留学で、様々な人たちと交人流し、充実した生活を送ってきたことが感じられました。また、ヴァルダン君の友人となった1年7組の田村天君と一緒に写真を撮りました。
ヴァルダン君には、これからインドとの国際交流の懸け橋になってくれることを期待しています。