2025年8月の記事一覧
【校長ブログ】夢のため覚悟を決めてぶつかれ!
残暑が厳しい日が続いていますが、夏休みもあと一週間ほどとなりました。しっかりと自分の計画どおりやり切ってください。
さて、今日は3年生参加者約150名の8月21日(木)~24日(日)3泊4日で行われているアドバンスセミナー(勉強合宿)に生徒と引率の先生方の激励を兼ねて参加させていただきました。
何かを行う時、まず強く思うこと、強い思いが必要です。それは「覚悟」と言い換えてもいいかもしれません。。この4日間という短くも濃密な時間の中で、自分自身と向き合い、限界に挑戦しています。朝早くから夜遅くまで、机に向かい続けることは、決して簡単なことではありません。眠気や疲労、焦りや不安、時には「もう無理かもしれない」と思う瞬間もあったと思います。それでも、皆さんはその気持ちに打ち勝ち、ここまでやり続けています。
この夏休みを過ごしている春高生全員に「ここがロドスだ、ここで跳べ」という言葉を送ります。これはイソップの寓話の中の言葉です。
この寓話は、口では偉そうな事を言っても、行動しなければ何の意味もないこと、そして、今いる場所でベストを尽くす、今ここにある現実に全力で立ち向かうことがとても大切であることを教えてくれます。
与えられた現実、自分の立ち位置をしっかりと認識すること、そして、今、ここで跳べない人が、他のどこで跳べるのか、この夏休みに飛ばすに、いつ跳ぶのか、と自分自身に問うことだと思います。
AKB48の歌で「ここがロドスだ、ここで跳べ」という曲があります。その中で「今の自分 見せてみろ」という歌詞があります。まさに「夢のため覚悟を決めてぶつかれ!」という思いが伝わってきます。
残りの夏休みの一日一日を大切に過ごしてください。
頑張れ、春高生!
【校長ブログ】全国高等学校PTA連合会大会
8月21日、22日に三重県津市で開催された第74回全国高等学校PTA連合会大会2025三重大会に、春日部高校のPTA会長、副会長4名、そして校長で6名が参加しました。大会テーマは「出会いはじまる常若のくに」です。
全国の学校のPTAの方々が1つの地に集まり交流できることはその土地土地による文化に触れ、また、問題意識の共有や情報交換の場としても有意義な会でした。
8月21日は、津市産業・スポーツセンターで全体会後、4つの分科会のうち第2分科会に参加しました。そこでは次世代リーダー育成会社Human Freeman代表の松葉健司さんから「実力発揮のコツ」と題した講演と松葉さんと3名のパネリストでミニディスカッションを通じて子どもたちにいかに能力を発揮できるようにサポートするかを考えました。松葉さんは23年間、三重県の県立高校二校で野球部の監督を勤め、それぞれ甲子園へと導いた方です。「どうして同じ人間なのに結果や能力に格差が生まれるのか?」
松葉さんは「集中力」の差であると考え、その集中力upのコツについて実技を通じてお話しいただきました。
8月22日は記念講演「尊厳は明日の力」壁を開ける手中の鍵と題し、井村屋株式会社代表取締役会長CEO 中島信子氏よりお話しいただきました。
大学生当時に死者30人、負傷者700人の甚大な被害を出した北陸トンネル火災事故に巻き込まれ、九死に一生を得たものの、一時は声がほとんど出なくなり、夢であった教師を断念。様々な逆境と格闘しながらアルバイトから女性初の経営者となった方です。子育てをしながらこれまで奮闘について涙あり、笑いありの熱のこもったお話を伺いました。
諦めず、身の前のことにしっかりと向き合うこと、そして常に学び続けることの大切さを教えていただきました。本当にありがとうございました。
早朝、伊勢神宮の外宮にて、春日部高校の更なる発展を祈願してお神札をいただきました。
【校長ブログ】自由と平和のために何をなすべきか?
昨日の夕方、激しい雨と雷雨で建物からでられない状況となった生徒も多いのではないかと思います。春日部市では一部、落雷による停電があったとのことです。一方で、新潟県では農作物にとって恵みの雨になったとのことです。これから最高気温が36度前後の気温と、大部涼しくなるようですが、引き続きこまめに水分補給を行ってください。
昨日の6日は広島市の平和記念公園で原爆死没者慰霊式・平和記念式が開かれました。式典には過去最多の120カ国・地域と欧州連合(EU)の代表が参加し、約5万5千人が参列したとのことで平和への意識の高まりが伺えます。一方でロシアやウクライナの侵攻は続き、中東情勢も混迷を極めている状況です。今後、どうすれば世界を自由で平和な世の中にしていけるのでしょうか?
7月30日(水)、本校生徒12名(1年生4名、2年生3名、3年生5名)が東京都港区のルーマニア大使館を訪問させていただきました(内容についてHPに掲載されているので御確認ください)。今回の訪問で印象的だったのが2つありました。1つは、3月8日はルーマニアでは女性を大事にするという意味で女性の日があることです。日本は母の日がありますが、ルーマニアでは母親を含めて女性に花をあげる習慣があるということです。また、ルーマニアの男性は女性をレスペクとしており、ドアを開けたり、荷物を持ったりと、さりげなく、自然にできる人が多いということです。ルーマニアの女性は話をするのが好きな方が多く、深く話を聴いてくれる人が好まれるし、大事なことは、お互いに関心を持つことではないかと担当の方がお話をされていました。生徒たちは「なるほど!」と声を出しながら真剣な表情で話を聴いていました。ルーマニアに限らず、やはりお互いに関心をもつことが相互理解につながるのではないかと思いました。
もう一つは、クリスティナ・カプリニ 2等書記官から「自由と平和のためにあなたたちは何をなすべきか?」という問いをいただいたことです。当然、平和や自由は大切であり、守っていかなければならないと回答する場面もありましたが、では、そのために何をすべきか?という問いに窮してしまったところがありました。生徒たちは生まれながらにして平和や自由があり、当たり前に存在するものであると考えているため、自分が平和と自由のために何をするかという問い自体、あまり考えたことがないのではないかと私は思っています。
私が学生だった頃、1989年にルーマニア革命が起こりました。当時のソ連の指導者であったミハイル・ゴルバチョフがペレストロイカやグラースノスチを進め、共産圏が大きな変化を迎えている時期でした。その影響で、当時の東ドイツでベルリンの壁が崩壊する映像も流れていました。とてつもない大きな世界の変革期でした。ルーマニアはこの流れの中で、ニコラエ・チャウセスクによる独裁政権下で様々な不満を抑圧されていた民衆が、これを期に一挙に爆発したという印象でした。その革命から36年、ようやく得た自由と平和を手放したくないという思いで、「自由と平和のために何をなすべきか?」を常に意識することを受け継いできていることを、クリスティナ・カプリニ 2等書記官の熱意のこもった話から強く感じることができました。
日本は今年で戦後80年となります。世代も大きく交代し、戦前、戦中を体験した方々は高齢化してきています。戦時下では自由が制限され、人と人とが殺し合い、多くの犠牲者がでました。当然、日本も「自由と平和のために何をなすべきか?」を常に意識し、なすべきことを成していかなければならないと思っていた方は多かったと思います。世代が変わっても、「自由と平和」への意識が薄れないようにしていくことが大切です。自由とは、自分の意見を言えること、好きなことに挑戦できること、差別されないことであり、平和とは、戦争のない世界であると考えます。私は、教育に携わるものとして、次世代の子どもたちに自由と平和の大切さや継承する思いを伝え続けていかなければならないと考えています。それは、戦争を語り継ぐこと、異文化理解を深めること、思いやりと尊重をもって人と接することであると思います。
終戦記念日を前に、改めて「自由と平和のために何をなすべきか?」考えてみてください。
頑張れ!春高生
【校長ブログ】焦らず、腐らず、諦めず、自分を信じて
本日8月4日から9日まで夏季講習C期が始まりました。有機化学演習、「良問の風」演習(熱力学)、教科書章末問題(波動)研究などの化学、物理分野です。予習、復習をしっかりと行い充実した講習となるよう取り組んでください。夏休みが始まって2週間が過ぎましたが、3年生は、1日10時間の学習時間を確保できていますか?部活動の始まる前や後で1,2年生も勉強している姿も散見されます。こういった姿がどんどん広がっていってほしいと思っています。体調に気を付けて、この夏休みを乗り切ってほしいと願っています。
さて、壮行会で激励した陸上競技部がインターハイで健闘しました。広島のホットスタッフフィールド広島で第78回全国高等学校陸上競技対校選手権大会が7月25日~29日に行われました。本校からは3名の生徒が出場しました。結果は7月25日400mの渡辺 幸輝君は予選では48秒35と決勝には届かず、7月26日5000mWの髙原 侑史君は21分45秒12と22位、27日の5000mの大江 秀弥君は14分39秒35の42位と、熱い中最後まであきらめず、大いに健闘してくれました。今回出場した生徒たちは皆3年生です。インターハイに出場し、しっかりとやり切ることは並大抵の努力ではなかったと思います。これまで積み上げてきた努力に敬意を表したいと思います。おそらく、今大会に出場した生徒3名は、今までがすべて順風満帆でなく、いくら練習をしても記録が伸び悩んだり、勉強と部活動の両立がうまくいかなかったり、など、様々な葛藤と戦ってきたのではないかと思っています。しかし、その中で、焦らず、腐らず、諦めず、自分を信じて、やり続けてきた結果が今回の大会につながったのではなかと思っています。これから3名は受験勉強に集中していくことになります。これからも自分の将来の目標に向かって、やり切ってほしいと願っています。
そんな彼らも3年生の皆さんにとっては、一緒に学校生活を頑張ってきた仲間です。彼らが特別ではありません。同じように頑張ってきた3年生もたくさんいるはずです。仲間が頑張った姿に勇気をもらってほしいと思っています。
終業式後の学年集会で進路指導部の先生方から言われたことを覚えていますか?それは夏休みに入って2週間後は失速しがちであるということです。この2週間の生活を振り返って、無理な計画でないか等を確認し、改めて計画を見直し、まずは学習時間のペースを整えましょう。記憶力・集中力が高くなるといわれている午前中に5時間の学習時間を確保し、くれぐれも夜型にならないよう注意して生活習慣を整えてください。また、結果はすぐには出ません。結果が出始めるのは3か月後と言われています。3年生の皆さんはこの1年が仕上げの年です。気持ちをさらに入れて頑張っていきましょう。様々な葛藤と戦うことになるとは思いますが、焦らず、腐らず、諦めず、自分を信じて、一歩ずつ進んでいきましょう。苦しいけれど踏ん張りどころです。
頑張れ春高生!