日誌

2022年7月の記事一覧

【SSH】屋久島FW③

屋久島FW 3日目が終了しました。

 本日は朝からグループ活動です。

 

 

 各グループ、準備のミーティングを行います。今日はどこで何の調査をするかしっかりと確認しましょう。

 

 本日は昆虫・植物班の活動を紹介します。屋久島の杉や昆虫の調査のため白谷雲水峡へ向かいました。

 観光名所になっていますが、しっかり道順を確認していきましょう!

雨にだいぶ降られ、ビショビショになりました。屋久島の雨に打たれて気持ちよくFWを行うことができました。

2代大杉を観察し、充実したFWを送ることができました。

 

明日は天候が少し不安ですが、何とか成果を出せればよいと思います。

 

良い発表ができるように頑張りましょう! 

【SSH】屋久島FW②

屋久島FW 2日目がスタートしました。

 午前中は屋久島の滝めぐりです。 

トローキの滝です。

(名前の由来は「轟(とどろき)⇒「トローキ」だそうです。)

海にそそぐ珍しい滝です。

 

 続いて、千尋(せんぴろ)の滝です。  

 

 滝の両側に広がる岩は「一枚岩」だそうです。

 ここで記念撮影です。

 

3つ目は 大川(おおこ)の滝です。 

 

 

今日は水量が多いので、上流は雨が降っているようです。

午後は3つのグループに分かれて調査です。

 

 

 

屋久島に滞在している間に発表会まで行います。

【SSH】屋久島FW①

本日より、屋久島フィールドワークが始まりました。

参加者全員揃って羽田空港を発ちました。

すでに鹿児島港に到着しているようです。

桜島噴火の影響は少ないそうです。

 

さあ、研修の始まりです!(つづく)

 

7月学校説明会 2日目

7月学校説明会の2日目が行われました。

生徒発表の吹奏楽部による演奏と応援指導部による校歌披露をご覧ください。

吹奏楽部「学園天国」

応援指導部 校歌披露

 

昨日と同じく、校長先生から学校概要、教頭先生からの入試についての話、生徒発表として生徒会・吹奏楽部・応援指導部から発表がありました。

また、施設見学や部活動見学に参加する方も多くいらっしゃいました。

お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

【校長ブログ】和敬静寂~春日部高校茶道部~

 7月23日、春日部高校茶道部の外部指導者である松永比香子先生がご勇退されました。17年の長きにわたりご指導いただいた先生に対し、前顧問の平岩浩子教諭や卒業生も駆けつけ、本校合宿所で最後の茶会を催しました。

 春日部高校茶道部は平成16(2004)年度に茶道同好会として活動を開始し、令和3(2021)年3月には記念誌『和敬静寂~春日部高校茶道部15年の歩み~』を刊行しています。記念誌のタイトルの「和敬静寂」は、茶道をされる方には馴染みのある言葉だそうです。茶道におけるこの言葉の意味は、「主人と賓客が互いの心を和らげて謹み敬い、茶会を清浄にすること」とあります。記念写真、皆さん、良い笑顔です。松永比香子先生のご指導とご尽力に、改めて感謝申し上げます。

 

7月学校説明会 1日目

7月、1回目の学校説明会が行われました。

 

説明会では、まず、校長先生からの概要説明、教頭先生からの受験についての説明がありました。

 

その後、生徒会から春日部高校についての魅力の紹介がありました。魅力紹介については、春日部高校の行事の多い点や生徒たちが自身の能力を発揮できるようすなどの紹介が真面目にかつ面白く紹介されました。

また、紹介の途中には生徒たちが会場を盛り上げようと芸を披露しておりました。

 

魅力紹介後には、吹奏楽部による演奏発表や応援指導部による校歌披露がありました。

 

お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

【水泳部】関東大会、精一杯泳いできました!

 山口大輔君(2年生)が関東高等学校水泳競技大会に出場してきました。

 種目は100メートル背泳ぎ。目標としていた自己ベスト更新にはならずとも、入場から退場まで含めて、なにより精一杯泳ぐ姿は「これぞ春高生」という姿でした。応援をしてくださった方々、感謝を申し上げます。

  春高水泳部は「やらされる練習」ではなく、「一人一人が自律的に考え行う練習」を目指しています。「個人競技」ではなく「集団競技」としてチーム全体で頑張っています。チーム運営についても、部長を中心に「思考」を重視して一歩一歩高みに登っていきます。その過程で培った能力は、必ず社会のリーダーとして発揮できる力につながります。

  「仲間がいるというだけで心強いし、『チームのため』と思うだけで、自分が思っている以上の力が出せた」と、池江璃花子選手が過去をふりかえり答えている記事が「読売新聞」に昨日掲載されておりました。池江選手が述べたような「成功体験」を今夏経験できるように、顧問・部員一丸となって頑張ります。

 

 山口君の貴重な経験は必ず部員たちに良い影響を与えます。明日からの水泳部はまたひとつ成長するはずです。これからも応援をよろしくお願いします。

 

 

 

【校長ブログ】今の自分に必要なことを、徹底的にやり抜く。~夏季講習が始まる~

 7月21日、春日部高校は夏休み初日ですが、実力養成のための夏季講習が開講しました。

 3年生夏季講習は午前7時30分から始まっています。特に3年生については、国公立大学へのセンター試験対策や難関大学対策のため48講座が用意されており、大学合格のための実力向上を図っています。3年生の94%が自分の進路に合わせた講習を受講しています。今年度は3年ぶりに3泊4日のアドバンスセミナー(進学勉強合宿)も8月22日から実施します。夏休み末期に、ひたすら受験勉強をする勉強マラソン合宿で、受験勉強体制を確立させます。

 また、1年生が国数英で15講座、2年生が国数英で12講座が開講します。特に、夏休み第1週の午後は、部活動を自粛して講習を優先しています。特に1年生は、中学校までの受け身の学習スタイルから脱却し、1日も早く自学自習できる学習スタイルへの転換が必要です。生徒たちは真剣に勉強に取り組んでいます。

 春日部高校の教育方針は「文武両道」。しかし、春日部高校は、「文」(学習活動)があっての「武」(部活動・学校行事)と考えます。今の自分に必要なことを、徹底的にやり抜く。この夏が、君を変えます。

 

【校長ブログ】夏を逃げた者は、言い訳を語る。夏を戦った者は、夢を語る。

 7月20日、春日部高校では、追悼集会、表彰式、終業式、離任式を行いました。去る7月9日に本校教員がご逝去され、本日、改めて全校生徒、全教職員で追悼集会を行いました。「チーム春高」の仲間が亡くなられたことに対し追悼の意を表します。校長からの紹介の後、1分間の黙祷をしました。教頭、教員からの追悼の言葉があり、応援指導部の指揮の下、校歌を斉唱して追悼しました。ご遺族の方はご都合で急遽欠席となりましたが、教職員・生徒の思いは天に届いたと思います。今回の終業式の校長講話を紹介します。

  明日から41日間の夏休みです。「夏を逃げた者は、言い訳を語る。夏を戦った者は、夢を語る。」これは、受験勉強でも、部活動でも共通する言葉です。習慣になった努力を、実力と呼びます。今の自分に必要なことを、徹底的にやり抜く。そんな夏休みにしてください。

 新型コロナウイルスの第7波に突入したようです。新型コロナウイルス感染症の日本国内の新規陽性者数が7月になってから増加に転じ、埼玉県でも昨日は3380人と、1か月前の6月20日の414人に比べると約8倍になっており、厳重な警戒が必要です。百年前のパンデミック(世界的流行)であるスペイン風邪とはインフルエンザの一種で、1918年から1920年にかけて流行し、世界の人口(当時18億人)の半数から1/3が感染し、全世界で5000万人以上の人が死亡したとされています。スペイン風邪の流行は第1次世界大戦の後半と重なっており、この大戦による戦死者が1000万人だったことを考えると、実にその5倍の人々がスペイン風邪で命を落としたことになります。時の首相 原 敬(1856-1921)、元老の山県有朋(1838-1922)、大正天皇(1879-1926)、皇太子(のちの昭和天皇)(1901-1989)もスペイン風邪にかかりました。政府の要人の感染は連日の会議や宴席が、皇族の感染は展覧会等のイベントでの多くの人との接触がその原因ではないかといわれています。

 このようなスペイン風邪の流行から、我々は新型コロナ感染症について何を学ぶことができるでしょうか。第1には、人の移動や密集がいかに流行を拡大させるかということを思い知らされたことです。第2には、流行は一つの波では終わらないということです。集団免疫を獲得するまで繰り返し流行が起こります。スペイン風邪の教訓を生かすとすれば、私たち一人一人が三密(密閉・密集・密接)を避け、マスクを着用し、手洗い消毒を心がけることで、できるだけ流行のピークを緩やかにすることが最も重要だと思います。夏休みに合宿等を実施する部活動もあります。2週間前からは日頃より厳重に健康観察を行ってください。埼玉県では県内約600か所の薬局・ドラッグストアなどで無料検査を実施しています。県教育委員会は無料検査を受検することを推奨しています。

 スペイン風邪にも感染した原敬首相。「平民宰相」と呼ばれ初の本格的政党内閣を結成した原敬は1921年、現職の総理大臣であった1921年に東京駅で刃物で鉄道職員に刺され、亡くなっています。12日前の7月8日、安倍晋三元首相が銃撃されて亡くなるという衝撃的な事件がありました。私たちは、テロリズムが民主主義を奪い、軍国主義の道へ進んでいった戦前の日本歴史に学ばなければなりません。

 コロナ禍において、気になる兆候があります。7月10日行われた参議院選挙の投票率は52.05%でした。18歳投票率は何パーセントだと思いますか。総務省の速報値では38.67%です。「投票する、しないは個人の自由だ」「1票を投じても意味がない」と考えている人がいるかもしれません。私は現代日本の投票率の低さをとても危惧しています。

 太平洋戦争前の日本は、民主主義が定着していなかったと思っている人も多いかもしれません。1925年に普通選挙法が成立し、当時の人口の約20%にあたる25歳以上の男子に選挙権を持つことになりました。1928年に実施された衆議院議員選挙では投票率は、80.36%でした。五・一五事件(1932年)や二・二六事件(1936年)後のいわゆる軍国主義の時代と言われる1937年の総選挙の投票率は73.31%です。

 日本の国政選挙の投票率が60%をきったのは、2000年代になってからの現象です。投票率の低迷は民主主義の土台を揺るがしかねません。現代の私たちもよく感じている、日本人独特の“同調圧力”、いわゆる「空気」「雰囲気」に流されてはいけません。しっかりと1票を投じる気概を持ちましょう。

 春高生諸君

 元気に挨拶していますか。元気な挨拶は自分を伸ばしてくれます。

 他人に優しくしていますか。他人への優しさは自分を見抜く力をくれます。

 夢を諦めていませんか。夢は今を楽しみ前進する原動力です。

 志高く