2022年11月の記事一覧
修学旅行2日目
約半数の班はフェリーで宮島に移動しました。天候はあいにくの雨ですが、厳島神社周辺での観光を楽しんでいる様子です。
この後は班別行動で、各班は岡山や姫路、神戸、大阪などに移動します。
陸上競技部 今シーズンの選手の活躍
今シーズンも陸上競技部の生徒は、
保護者やOBの方々に支えられて、多くの結果を残しました!
そのダイジェストをご紹介します。
〇関東高等学校陸上競技選手権大会 北関東地区予選会
400m 野田君 関東大会出場!
800m 植木君 第7位 入賞!
5000mW 先崎君 第3位 入賞!
〇全国高等学校総合体育大会(インターハイ)
5000mW 先崎君 決勝進出! 全国第11位!
〇関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会
3000mSC 磯谷君 関東 準優勝!
5000mW 黒澤君 関東大会出場!
県大会以上の大会の活躍は、こちら
今後も応援宜しくお願い致します。
修学旅行1日目②
広島での平和学習を修めて参りました。
写真は平和記念公園での様子です。
2日目から班別行動になり、各班が宮島や関西各所に移動します。
修学旅行1日目①
2学年の修学旅行が始まりました。
初日の今日は広島に向かいます。
東京駅での様子。
【校長ブログ】春高生のアオハル~演劇部県大会&教養講座サイエンスカフェ~
この土日、私は春高生の高校生らしい課外活動を見ながら、とても爽やかな気持ちになりました。
11月26日、春日部高校演劇部が埼玉会館(さいたま市)で開催された県大会に出場しました。県大会出場校は10校。春日部高校演劇部は創作劇「ず~っと、ここで。」で会場の観客を魅惑しました。高校の演劇部員2人と突然あらわれた先輩との青春ドラマ。♪アニメ「プリキュア」のテーマや徳永英明の♪壊れかけのRadioなどの音楽とともにキレのある舞台でした。1年生3名だけの演劇部ですが、メディア研究部が舞台裏を支え、今後の活躍が楽しみです。
11月27日、春日部高校図書館で「春高生VS薬」をテーマに教養講座サイエンスカフェが行われました。春日部高校の中村達郎教諭がファシリテーターとなり、ご来校いただいた日本薬科大学の高野文英教授、櫻田 誓教授と春高生21名との白熱した対話でした。薬学への熱き思いを語る先生方の専門用語に対し、ファシリテーターの中村教諭が追加解説したりして、春高生と先生方の距離がとても近くなっていきました。通常の授業では得られない知的好奇心が生まれたと思います。
春日部高校の教育方針は「文武両道」。しかし、春日部高校は、「文」(学習活動)があっての「武」(部活動・学校行事)と考えます。「武」は運動部活動だけのことではありません。文化部活動の活躍や教養講座なども立派な「武」です。頑張れ!春高生
【校長ブログ】聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、わかる。
11月28日から2年生(76期生)の修学旅行が始まります。新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)のため、行動制限がありますが、感染防止対策を徹底しての実施となります。生徒諸君一人ひとりの自覚と行動が求められます。
76期生の修学旅行は、初日に広島での平和学習、2日目に広島から京都までの班別自主研修、3日目に京都・大阪方面班別自主研修、4日目に京都方面クラス別研修が予定されています。生徒諸君の自律力と行動力を期待している春日部高校伝統の関西方面の修学旅行は、紐解いてみると戦前の昭和2(1927)年が最初のようです。戦後は昭和26(1951)年に関西方面の修学旅行が復活し、一時期を除き関西方面の修学旅行が実施されています。団体行動が主流だった修学旅行において、春日部高校では1960年代から班別自主研修を他校に先駆けて取り入れていたようです。
春日部高校があえて“京都”を中心とする修学旅行を行っているのは、“高校生”という多感な時期に、日本の歴史と文化の中心地である“京都”において、自分自身と日本を見つめ直してもらいたいという大きな狙いがあると思います。いわゆる伝統校は、修学旅行先は“京都”というトリビアがあります。76期生諸君も先輩の伝統をしっかりと受け継いでもらいたいと思います。
春日部高校は、文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校として、「春高Science Code」の習得を目標の一つとしています。「疑問→仮説→先行研究の検索→テーマ設定→検証→考察」の課題解決サイクルです。是非とも修学旅行の街歩きにおいても、「春高Science Code」を意識してみてください。私は全ての都道府県を訪ね歩いていますが、街歩きの極意は、駅と地図にあります。駅はその街の顔です。まずは、駅前の中央に立って、駅前全体を見渡しましょう。“街の匂い”を感じられると思います。次に、駅前にある観光案内所へ行ってその街の地図を入手しましょう。スマホの地図ではなく、印刷された地図で街全体を俯瞰してから歩くことがポイントです。
古代中国の思想家老子は「聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、わかる。」と言っています。76期生諸君の更なる好奇心の高揚を期待しています。
【1学年】課題研究基礎
本日 (11/22) の課題研究基礎では、ペーパーダイブ対決②を行いました。前回の構造物の情報と滞空時間からさらに記録を伸ばすためにはどのような工夫が必要か班で考えていきました。
他の班の意見も聞きながら次回の設計を考えていきました。
各クラス全班から入力された情報を iPad で確認しながら考えていきます。
実際に作り改善していく班も多くありました。
パラシュートのようなものやプロペラ型のものが多く見られました。
次回はモデル実験最終回となります。
これまでに学んできたこと、考えてきたことを十分に活用して記録を伸ばしていきましょう!
【校長ブログ】2年ぶりにサイエンスの祭典~小中学生のためのサイエンス教室IN春日部高校~
11月20日、春日部高校で、春日部高校・越谷北高校・越ケ谷高校合同企画の「小中学生のためのサイエンス教室IN春日部高校」を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大のために2年ぶりの開催です。
春日部高校生徒会とSSHエキスパートチームが運営にあたり、3校の理科系部活動が企画展示を行いました。各校の文化祭と異なり、サイエンスに興味関心がある高校生が、小学生や中学生にサイエンスの楽しさを伝える企画であるので、生徒も先生方も熱量が違います。「わくわくピタゴラスイッチ!」「教室を使った巨大プラネタリウム」「魚解体ショー」「蓄電バッジをつくろう!」「わくわく科学実験!」など物理、化学、生物、地学などの探究体験ができる企画ばかりでした。
約200名の小学生、中学生とその保護者の方が来校され、不思議で楽しいサイエンスの世界に驚嘆していました。
今回は、安全管理のためにICT技術も駆使し、校内四か所のカメラで人流を把握するなど、サイエンス教室にふさわしい工夫もしました。
【1学年】SSH 課題研究基礎
本日 (11/16) の課題研究基礎では新しいモデル実験である、ペーパーダイブ対決を行いました。
A4 サイズのコピー用紙から作った構造物にタコ糸を通し、2m の高さから落下させた時の構造物の対空時間を競います。
落下傘のような構造物やシンプルにコピー用紙に穴を開けただけのもの、できるだけ軽くなるように穴をたくさんあけたものなど様々なアイディアが出てきました。
1枚の紙から平面的なものも立体的なものも作り出すことができ、皆楽しそうに議論しながら作成していました。
次回はさらに滞空時間を長くするための工夫を考えていきます!
【SS 探究総合】第14回 QOL の向上と化学
本日(11/15)のSS探究総合では、本校化学科教諭の安部 宙明先生による講義・実験『QOL の向上と化学』を行いました。
『化学の力でよりよく暮らすには?』という問いに『衣・食・住』の中の『衣』について注目しながら考えました。
衣類に用いられている繊維を化学の目でみていきます。
スクールワイシャツは、シワになりにくけれど水と相性の悪い「ポリエステル」とシワになりやすいが水と相性のよい「綿」を混ぜて作られています。
天然素材で色を出すことは難しく、特に紫色は、過去には世界のさまざまな場所で権威の象徴として用いられていました。
では、実験をしてみましょう!
今日の実験は、『銅アンモニアレーヨン』の合成をしました。
各薬品を電子天秤やメスシリンダーを用いて計りとり、順に混ぜ合わせていきます。
綿を溶かした溶液を注射器で吸い取り、希硫酸の中で絞り出すと繊維を作り出すことができます。
この方法は綿を縒って繊維状にするのと比べて短時間で大量に作り出すことができます。
化学がどのように発展してきたかということは知らなくても生活できてしまいます。
しかし、皆さんがより楽に快適に過ごすことができているのはこれまでに研究し、発見してきた人たちがいることを忘れないでください!