日誌

2023年4月の記事一覧

【校長ブログ】もう一つの「雑草という草はない」~牧野富太郎博士の名言~ 

 4月28日、私は、英語のSS論理・表現Ⅱの授業に伺いました。プロジェクターを活用しながら英作文を中心とした授業展開で、デジタルとアナログを融合させた構成になっていました。また、今日の昼休みから、応援部による校歌・応援歌指導が始まりました。有志で春日部高校校歌が高らかに歌われました。春高祭を盛り上げるために応援部が行っているものです。

 4月も終盤。明日からはゴールデンウイークが始まります。4月は新緑の季節です。

 12月19日の校長ブログ「雑草という草はない~12月22日は冬至~」で、昭和天皇(1901-1989)の言葉を紹介しました。ある本を読んでいたら、「雑草という草はない」という言葉は、昭和天皇のオリジナルではないとの指摘がありました。

 NHK朝の連続ドラマ「らんまん」の主人公のモデルである牧野富太郎(1862-1957)博士だとのことでした。1928年の雑誌取材の際に、記者が「雑草」と言ったときに、「世の中に”雑草”という草はない。どんな草だって、ちゃんと名前がついている」と指摘されたそうです。昭和天皇の言葉は、1965年のこととされているので、牧野富太郎博士の方が約40年早いことになります。実は、牧野富太郎博士は、1948年に植物研究者の一面を持っていた昭和天皇に進講し、植物学についてお話をされています。牧野富太郎博士は「植物は人間がいなくても、少しも構わずに生活することができるが、人間は植物がなくては1日も生活することができない」と自伝で述べています。

 春爛漫のこの季節。初見はどちらかはさておき、昭和天皇、牧野富太郎博士の「雑草という草はない」という言葉に改めて共感しました。

 

【校長ブログ】生徒のがんばりを応援しています~校長というお仕事~

4月26日朝、兄弟校である豪州メルボルン高校の生徒たちとのお別れ会がありました。来年、メルボルン高校で交流を誓い合っていました。

 4月も終盤です。私は、春日部高校で校長職3校目です。1校目は普通科と専門学科の併置校、その後県教育委員会での勤務、校長2校目は進学重視型単位制の普通科高校、そして3校目が春日部高校です。

 校長の仕事は多岐にわたりますが、私は学校外での公式戦への激励も大切なことだと思っています。コロナ禍では、感染防止のために応援が禁止され、校長も応援ができませんでした。今年度から応援規制が大幅に緩和されています。先週末の4月23日、24日は埼玉県内では運動部、文化部ともにたくさんの公式戦や行事がありました。私は、吹奏楽部とハンドボール部の活躍を応援しました。吹奏楽部は、4月23日に春日部市文化会館で第50回定期演奏会を開催しました。多くの生徒、保護者、地域の皆様と一緒にメルボルン高校のトニー・モディーニ校長先生らも吹奏楽部の演奏を楽しみました。

なかなか応援に行かれなかったハンドボール部。ハンドボール部は、4月24日に浦和駒場体育館で埼玉県高校ハンドボール春季埼玉県大会に出場し、強豪の埼玉栄高校を相手に21-32で惜敗しました。最後の最後まであきらめない姿は、必ず報われます。

 部活動で頑張っている生徒諸君に最近読んだ本を紹介します。文藝春秋・編『東大野球部には「野球脳」がない。―最下位チームの新・戦略論―』(文藝春秋 2023年)。東京六大学野球(早稲田大学、慶応義塾大学、明治大学、法政大学、立教大学、東京大学)で唯一優勝がない東京大学野球部についてのドキュメントです。スポーツ強豪高校出身者が多い他大学に比べ、中高一貫私立校や公立進学高校から浪人をして東京大学に進学し、必死に考えながら野球をしている東大生。なぜ野球をやるのか…。東京大学生が「野球」をとおして何を得ようとしているのかが体感できました。悩み多き高校生には大いに刺激になる1冊です。

【メルボルン高校 最終章】 東京大学見学+お別れ会

昨日はホスト家族と共に、東京大学へ見学、体験授業を受けてきました。知的に刺激的な経験をできたと思います!

Yesterday, Melbourne high shcool students and their host family's students visited Tokyo university and took lessens there. The lessons and experience satisfied their intellectual curiosity, and they had a great time.

そして本日の朝は、メルボルン高校のお別れ会でした。春日部高校では、授業だけでなく、部活動、茶道、書道等沢山の経験をしましたね。

Today, we had to say goodbye to Melbourne High School.The Melbourne students had an incredible time at Kasukabe High School, where they were able to experience not only classes, but also extracurricular activities such as tea ceremony and calligraphy. These experiences were so much more than just learning opportunities; they were a chance to immerse themselves in Japanese culture and form unforgettable memories.

春日部高校の生徒にとっても、実際に英語に触れる機会が日常的にあることが素晴らしい経験であり、それ以上に兄弟校としての絆を深められたと思います。

Similarly, for the students at Kasukabe High School, the chance to use English in daily life was a truly remarkable experience. It allowed us to connect with our fellow students from across the world and strengthen the bond between our brother schools even further. I am grateful for this unforgettable exchange, which has broadened our horizons and enriched our lives in so many ways.

始まる前は緊張と不安を感じていたと思いますが、始まると時間はあっという間に過ぎていき、もうお別れの時です。今回の経験をもとに、これからも双方の高校が切磋琢磨し、兄弟校としてともに歴史を刻んでいきましょう!

The feeling of anticipation and nerves was almost unbearable, despite having gotten to know each other online beforehand. But as the days passed, our bond grew stronger and time flew by in the blink of an eye. Today, we parted ways with heavy hearts, knowing that this experience had been incredibly meaningful for all of us, and for both of our schools. Let's keep pushing each other as borther schools, and make sure our history is filled with emotions and memories that will last a lifetime.

【メルボルン高校】 書道体験

本日の放課後に、メルボルン生に向けて書道会を開催しました!

After school, Melbourne high school students experienced "Shodo", which is a traditional art form in which characters are written beautifully using a brush and ink.

まず、筆に慣れてもらうために、それぞれ好きな漢字や書きたい漢字を調べて練習しました。生徒たちの選んだ漢字がとてもユニークで私たちも大変驚き、興味津々でした。

At first, to get use to using brushes and writing on paper for “Shodo”, they practiced and tried writing many characters. The characters that they chose were so interesting and unique that we Japanese staff were very surprised and curious about why they chose the characters.

練習の後、いよいよ色紙に書く本番ということもあり、緊張する人や楽しんでる人もいましたが、しっかりかけてとても満足そうでした!

After some practicing time, it was time to write a character that they had chosen on paper, called "Shikishi". Some of the students looked very nervous, while others looked excited.But eventually, having been able to write their chosen character perfectly, everyone looked very satisfied with their work.

 

楽しく終えることができてよかったですね!彼らにとって貴重な経験になることと思います。

It was a great experience for them to enjoy "Shodo" and write thier favorite character successfully, which will be very memorable for them.

メルボルン生徒との授業風景

メルボルン高校の生徒と授業を受けるのも本日が最終日となりました。

It is the last day for students from Melbourne high school and Kasukabe high school to take classes together.

英語のクラスでは、春高生が実際に生の英語を同年代から教わるという貴重な経験をしていました。

In English class, Kasukabe high school students learned "Real English" from the native English speakers who are almost the same age as them, which was an invaluable experience for Kasukabe high school students.

We really appreciate their kind coorperation.

そして、文法問題に関しては、もし間違えた表現をしてしまった場合に、ネイティブとしてどう聞こえるのかまで説明してくれました!

And, in English Grammar class, one of the Australian students explained why the choice was wrong to fill in the blank, and what it sounds like to native English speakers if non native English speakers say it  in the wrong way.

そしてなんと物理の授業では、春高生がメルボルンの生徒に「英語」で教えるということもやっておりました。

Surprisingly, in Physics class, Kasukabe high school students taught physics to Melbourne high school students in "English".

今度は春高の「学力」を活かした授業でしたね!

It must have been challenging for them, but a great opportunity to show what they have got in the class at the same time.

この他にも、メルボルンの生徒は春高生と同じように授業を受けています。メルボルン高校で日本語の勉強をしているとは言え、英語以外の授業は彼らにとっては大変難しいと思いますが、それでもお互いに助け合いながら、楽しみながら受けているのか印象的です。

Melbourne high school students take the same classes as Kasukabe high school student's such as Japanese, P.E, Math and so on. Although the exchanged students have been learning Japanese in Melbourne high school, it must have been so tough for them, but it looks like they are enjoying the classes, often helping one another.

 

【囲碁部】新人大会(総文祭県1次予選) 報告

4月23日、浦和高校麗和会館において囲碁新人大会が行われました。

今年度、春高囲碁部に小山稜太と永井晶の2名(2名とも経験者)が入部してくれましたが、この二人が出場。春高生としてのデビュー戦となりました。

また、この大会は今年度の全国総文祭鹿児島大会の予選も兼ねており、4位までが5月7日に行われる総文祭への最終予選に進みます。なお、2年の中山幹が昨年度の戦績からすでに最終予選の出場権を持っています。

初の他校生との対局で緊張気味?かと思いきや、中学時代に対局したことのある相手が多いようで、再会を喜び合う場面も。リラックスして対局できたようでした。

結果は小山が3位、永井が4位ということで、中山と併せ3名が最終予選に進むことになりました。

5月7日は県の上位者10名が集まり、全国総文祭出場3枠を競います。険しい戦いになるとは思いますが、3名とも全力を尽くして参りますので、ご声援の程よろしくお願いいたします。

【校長ブログ】アンテナを高く張りましょう~奨学金最新事情~

 4月22日、春日部高校では3学年PTAがあり、250名の保護者の皆様が来校されました。3学年PTAは他校では学年保護者会と呼んでいる行事です。校長あいさつの後、木村 創 3学年主任からの3年生としての進路実現に向けて取り組んでほしいという激励のあいさつ、学年進路担当の中川未来教諭の進路実現に向けてのロードマップの解説、高橋 香進路指導主事からの春高2023年度大学受験分析と今後への対応の話がありました。

 3学年PTA終了後に保護者の方から奨学金事情について質問がありました。高校も大学も義務教育ではないので、入学金や授業料などお金がかかります。学生向けの奨学金の最新事情について調べてみました。奨学金をとりまく環境が少しずつ変わってきています。

【国の奨学金は世帯年収の制限が厳しい】

 国の奨学金(日本学生支援機構)は返済不要のものとして、2018年度から給付型の奨学金を始めたのですが、課題もあります。給付対象が現時点だと世帯年収が約300万円以下の方の世帯の方。奨学金を実は一番利用されるのは世帯年収が400万から800万の中間世帯です。この世帯の方へのサポートが、これから間違いなく必要になってくると思います。全国の大学生協が行ったアンケートによると、2020年度に給付型の奨学金を利用したのは全体のおよそ10%、貸与型、または貸与型と給付型の併用が50%、残り40%は奨学金を利用していない人。学生から「給付型の奨学金の条件が厳しすぎる」という声も挙がっているそうです。民間であれば特に所得制限を設けていない奨学金、国よりは緩めに設定している給付型奨学金もありますが、国の奨学金と比べたら枠が少ない状況です。

【自分に合った給付型奨学金を検索可能】

 2020年5月末に新たに始まった、民間の給付型奨学金を検索できる「Crono My奨学金」というサービスがあります。民間では4300以上もの返済不要な奨学金があります(2016年段階)が、情報がまとまっている所が無く調べるのが大変。それぞれの奨学金毎に受給のための条件も異なります。Crono My奨学金では自分の成績や世帯年収などの情報を入力することで、応募できる奨学金が50~100個程に絞られて表示。さらに絞り込むため、LINEを通じて株式会社Cronoの担当者に相談することもできます。私も登録してみました。営業的なLINEが送られてくることはなく、安心して検索できました。また、「毎月1回最終金曜日の20時よりオンラインでの奨学金勉強会を開催」などの紹介もあります。

 このサービスが誕生したきっかけは株式会社Crono 代表取締役の高瀛龍さん自身が奨学金の返済に苦労していることだそうです。高さんは今30代前半ですが、奨学金の返済で苦労しており、自分自身がこういう検索サービスを求めていたからだそうです。高瀛龍さんは次のように語っています。「実は近年企業や大学で、返済義務のない奨学金が増えてきているんです。ただ一方でそういった奨学金ってなかなか見つけにくくて、自分が対象のものを探しにくいという現状があったんですね。それを僕たちがデータを整理して、自分のプロフィールを登録すると、自分が申し込める返済不要の奨学金がリストアップされるようなサービスを提供させていただいてます。皆さん必要とされていたのかなと感じました。」

 以前TBSラジオでも取り上げられていました。現在の日本は欧米に比べると奨学金事情は厳しいといわれています。もっと学びたいという学生が安心して学べる環境が必要だと思います。しかし何事も、アンテナを高くして情報収集することが大切です。

【令和5年度】 メルボルン高校歓迎式典

本日は、オーストラリア兄弟校であるメルボルン高校の歓迎式典を行いました。

 

生徒会長 ハウ君の英語での歓迎挨拶

 

メルボルンの生徒は日本語でスピーチをしてくれました。

さらに、お互いの国歌斉唱を聞き、その後メルボルン高校の生徒が日本語で「さくら」を替え歌も交えて日本語で歌ってくれました。

 

最後に、我らが応援指導部指揮による、力強い校歌斉唱を披露し、無事歓迎式典を終えることができました!

 

先程授業で校歌斉唱の感想を聞きましたが、非常にユニークで圧倒されたといっていました!笑

授業への参加は4/24までですが、それまでにお互いにとって貴重な経験ができるといいですね!

 

頑張れ、春高生! ファイト メルボルン生!

【校長ブログ】4月22日は春高土曜公開授業 

 本日4月20日は、春日部高校と兄弟校のオーストラリアのメルボルン高校から生徒20名がホームステイのために来校します。掲揚塔では、日豪の国旗がたなびいています。

 早いもので4月も20日が過ぎました。1年生の保護者の皆様は、春日部高校でどのように過ごしているのか、お子様が授業についていけるか、ご心配の方もいらっしゃると思います。4月22日(土)は今年度最初の土曜公開授業です。ぜひとも春日部高校にお越しいただき、お子様の授業の様子をご覧ください。春日部高校では、見学者を制約しませんので、保護者の方、中学生の方、中学生保護者の方、教育関係者の方、地域の方などどなたでも見学できます。来校に際しては、事前の申込みは不要ですが、新型コロナウイルス感染症予防のため必ず事務室にて受付をしてください。3日前からの検温、当日のマスク着用など感染予防対策へのご協力とともに、当日、風邪症状(発熱・のどの痛みなど)や体調が悪い方は参加をご遠慮ください。なお、当日は、食堂も営業していますのでご利用ください。

 1年生も授業になれてきましたが、中学校での学習方法と高校の学習方法の違いに戸惑っている生徒もいるようです。今日は1年1組の国語科「言語文化」の授業に参加しました。漢文の導入学習でした。漢文は学べば学ぶほど、奥が深いです。人生訓も学べますし、中国史への興味も深まります。私が高校生の時は、毎週1時間「漢文」の時間があり、予備校では名物講師であった馬場武次郎先生の講義に感動したものでした。

 1年生の皆さんは、1日も早く春高の価値観、春高の学びの型を身に付けてもらいたいと思います。全力をあげて春高の型を身につけたら、今度は、春高の型を破り、春高の型を離れて、自分の行動指針や新しい価値観を生み出してください。

 

 

【校長ブログ】骨太の学びへ~春からスタートダッシュ~

 私は、毎朝午前7時20分頃に八木崎駅に着きますが、今週から多くの春高生が早朝登校をしています。午前7時30分からの3年生を対象とした実力養成講座が開講したからです。難関大学を目指す3年生が早朝から、卓越した指導力を持つ春日部高校の教員から学んでいます。

 春は始まりの季節です。私は自学自習をする時間帯は早朝をお勧めします。1日の学校の授業や部活動などで疲れた状態で夜遅くまで学習するよりも、早起きをして早朝に学習する習慣を確立すると、1日の好スタートきることできます。私も午前4時に起きて好スタートをきっています。今週から今年度転入した先生方の授業観察も始めました。

 1、2年生には、新たな学びの申込みが始まっています。夏休みに行われるSSHの屋久島ツアー、県教育委員会主催の県立高校グローバル人材育成プロジェクトなどの募集です。待ちの姿勢ではなく自分で動くことは大切です。何事もエントリーしないと一歩が進みません。

放課後、校内を巡回していると、文化祭実行委員会の生徒諸君が春高祭(6月3日、4日)の入場門を作っていました。

一歩前へ、春高生。