日誌

2024年10月の記事一覧

【国際交流】海外の日本語教師の先生方27カ国41名来校!

10月25日金曜日、 国際交流基金日本語国際センター(北浦和)で半年に渡る研修を行っている27カ国41名の日本語教師の先生方が春高を訪問しました!

皆さん意欲的に生徒と交流してくださいました!

 到着後、開会行事では双方から挨拶、スケジュールの確認を行いました。

 校内見学では、同窓会室や特別教室を見学しました。同窓会室では、明治・昭和・平成の校舎と呼ばれる3つの校舎の模型、OB諸先輩方の著作を始めとする貴重な資料を見学しました。

 図書館では、パラパラ絵本が大人気!

 昼休みは学食体験もしました!さて、4時間目以降は、いよいよHRクラスに入ります!1,2年クラスのHR長・副HR長が迎えに来て、各教室へ向かいました。

 前日まで中間考査だったので、多くの授業でテスト返却も行われていました。これも春高生の日常です。

 グループでプレゼンを作成している授業もありました。

 第2昼休みには、中庭に多くの春高生が集合し、応援指導部が第一応援歌、校歌を指揮して全員で歌いました。

 春高らしさを体験してもらえました。

5時間目も授業参加でした。中には、体育の授業で一緒に走ってくれる先生もいらっしゃいました。

6時間目は、各HR教室で先生方による国紹介やクイズ、質疑応答などが行われました。先生方のプレゼンがとても上手で生徒たちも大盛りあがりでした!

 クラスでの集合写真にも一体感が現れています!!

 帰りのSHRを見学した後、掃除まで一緒にやってくださいました!生徒たちが掃除を担う国とそうでない国があるようです。

 1日の最後は部活動見学です。6時間授業の後で、生徒たちがさらに熱心に活動していることにびっくりされていました!

柔道部では投げ技披露や体験などをさせていただきました!

今回の訪問で、春高にいながら、世界の大きさ・多様性を学ぶことができました。先生方が非常に努力されて日本語を習得されたことは容易に想像できます。そんな姿を見習いたいですし、とても前向きな先生方に元気をもらえました!

『この経験は一生忘れません。』と感想をいただきました。春高生が真摯に対応してくれたおかげです。国際交流は、小さな心の通じ合いから始まります。

【78期】大学模擬講義

千葉大学法政経学部講師 後藤剛志先生に「市場における政府の役割と財政」について講義をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽ホールにて、おおよそ90分の講義をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生からの質問に挙手したり生徒も壇上に上がったりするなど、実際に考え参加しながら経済について学ぶことが出きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講義後の質疑応答では、生徒からの質問を一つひとつ丁寧に答えていただきました。

本日の講義は春高生にとって大変興味深い内容であり、大学での学びへの関心をより一層高めることができました。

後藤先生にはお忙しい中、ご講義いただきありがとうございました。

【メディア研究部】オータムフェスティバル、センテニアル定期演奏会のお手伝い

10/26(土)春日部高校PTA主催 第24回オータムフェスティバル~八木崎寄席~

10/27(日)春日部高校同窓会主催 第8回センテニアル定期演奏会が両日ともに本校音楽ホールにて開催され、メディア研究部の生徒が音楽ホールの照明、音響を担当しました。

春日部高校は校内に音楽ホール(センテニアルホール)があります。本校メディア研究部は、音楽ホールで行事やイベントが行われる際に照明や音響等の舞台操作を行う部活動です。

そのため、様々な部活動や委員会と一緒に活動をすることがほとんどですが、今回は春日部高校PTAと春日部高校同窓会主催のイベントのお手伝いをさせていただきました。

 イベントが始まる前には、進行の確認と、事前に照明や必要な道具の確認を行います。

さらに、イベントに合わせて照明を調整していきます。

調整して、確認して、再度調整しての繰り返しです。

音楽ホールの客席側の上には調光室があり、照明や音響の操作を行います。

上から照らすと、このようにスポットライトが当たります。

進行表を見たり、インカムで連絡を取り合いながら操作を行っていきます。

先輩から後輩へ、操作方法が引き継がれています。

学校説明会等でもメディア研究部は活動を行っていますので、行事やイベントの際は部員に声をかけていただけたら幸いです。

 

【令和6年度】「性の多様性の大切さについて」講演会

特定社会保険労務士の清水聖美様に「性の多様性の大切さについて」のご講演を春高生に向けて実施していただきました。

各クラスの代表者が大会議室に集まり、meetを用いて各クラスで講演を中継するという形で実施をしました。

講演終了後には、各クラスの代表者から質問の時間が設けられました。

身近な問題であり、一人一人の正しい理解が求められる性の多様性についての考えを深めることができました。

清水様ご講演いただきありがとうございました。

 

【77期】卒業アルバム撮影!

2学期中間考査が終わり、3年生は大階段に集合して卒業アルバム撮影を行いました!

学ランを着た春高生が並ぶと迫力があります!

ポーズが入ると楽しそうな雰囲気です!

77期なので、学ランとYシャツで77を表現してみました!

徐々に形作られていきます。

部活動の衣装を着た集合写真も撮影しましたが、そちらは3年生のみなさんの卒業アルバムで確認してみてください!

春日部高校公式Instagram

【英語1年】 3人ディベート実施!

 英語コミュニケーションⅠの授業で、教科書レッスンのアウトプット活動として3人ディベートを行いました!

即興で1分程度話さなければなりません。勝敗があるので皆本気です!

 教科書のレッスンが、シリアの内戦状況をSNSを通じて世界に伝える少女の話でした。インターネットの、誰でもどこからでも情報を送受信できる特性は国際問題を解決しうる潜在能力があるという内容でした。ディベートトピックは” The Internet has positive impacts on society.”(インターネットは社会に良い影響を与える)でした。

 まずは肯定・否定両方の強い意見を考えます。

 ペアでシェアして、良い意見は参考にさせてもらいましょう!

使えそうな語彙も学びました。fake information, addiction, share A with Bなどディベートで使えるといいですね。

 その後、反論についても対策をしました。

ディベート本番です。3人組で肯定側・否定側・ジャッジの3役を決めます。ディベートは3回回すので、役割は一通り行うことになります。

 何も見ずに堂々と意見を述べている生徒と、聞きながらメモを取り反論の準備をする生徒

 ジャッジもメモを取っておかないと後で勝者が決められません。生徒の持っているプリントにはディベートの流れのみが書いてあり、全て即興でのやりとりになります。

ジャッジが勝者をアナウンスするとあちこちから歓声が上がりました。肯定側・否定側両方で勝った生徒もいます。

ここまでの流れは教科書のリスニング・リーディング→ディベートでスピーキングとなります。この後、同じトピックで英作文をするとライティングにもつなげることができ、4技能が融合した授業の流れとなります。

授業見学はいつでも受け付けております。

 

 

【英語1年】 英文を読んだ後に日本語要約に取り組もう!

 英語コミュニケーションⅠの授業で、授業進度が速かったクラスを対象に、教科書で読んだ英文の内容を指定字数以内で日本語で要約する練習を行いました!英文読解後の字数制限ある日本語要約は、東大入試英語の第1問Aでも出題されます。

英文読解のゴールを日本語要約に設定することで、英文の読解力・日本語の記述力が向上します!1年生は初めての取り組みでしたが、難しさの中にやりがいがあり、「楽しかった」という声がたくさん上がりました。

 英文の読解はパートごとに授業で行っています。段落ごとにタイトルをつけながら読むことも徹底しています。

日本語要約作成前に、まず要約に必要な要素は何かメモを作りました。

 ⇑ そのメモを見せあい、取捨選択の話し合いをしています。

 ⇑ では実際にマス目に日本語要約を書いてみましょう。初めは200字程度と字数制限を設けました。

 5分程度書き進めたところで、一旦区切り、ペアでシェアしました。「こう書いた」「この後はこうまとめるつもり」と見せあっています。

とても上手な要約もあってびっくりしました!(この要約用紙は担当者が5年ほど前受験生を対象に作成したものを改良して春高で使われ続けています。)

日本語要約作成は練習を重ねることでコツも掴めてきます。そうすると、英文の読解も日本語記述力も向上するので、どんな英文を読んだときでも、最後のゴールを日本語要約に設定しておくとよいです。

いつも、コミュニカティブに英語を使う授業を目指していますが、日本語でしっかり記述する練習も取り入れています。 

授業見学はいつでも受け付けております。

【英語1年】 英単語テスト 共有ドライブの活用!

 中間テストが21日月曜日からとなります。英語コミュニケーションⅠ、論理表現Ⅰのそれぞれのテストで英単語も指定された範囲から出題があります。

iPadで英単語テストを実施し、画面を2分割(スプリットビュー)して自己採点している様子です。

 英単語を定着させるために、単語帳の範囲を指定し、小テストを行う試みはよく行われます。春高1年では、授業では英単語を読み合わせすることにとどめ、小テストは各自自分のペースで自主学習で取り組めるように整備しています。

 1学年では、生徒全員が見られるようになっている共有ドライブがあります。ここに教科でフォルダを作り、生徒がデータをいつでも活用できるようにしています。

⇑ こちらは英単語小テストのフォルダです。試験範囲の小テストを予めPDFであげておけば、生徒は自分のペースで小テストを行うことができます。 

 

 ⇑ こちらが小テストの例です。PDFのデータなので、メモアプリに取り込み、何度も受験が可能です。

 

 ⇑ 答え合わせは画面を2分割して行います。

授業中に小テストタイムを設ける場合も、各自の学習進度に合わせた範囲の小テストを行うことができますし、終了次第各自のペースで答え合わせができるので、習熟度に合わせた学習ができます。

1人1端末があるので、学びはどんどん個人に最適化されるべきです。必要なデータ、解答解説もどんどん共有して、生徒に活用させることで、その先の学びに到達可能です!

授業見学はいつでも受け付けております。

【英語1年】グループオリジナルスキット発表会実施! Group Skit Presentation

 1年生英語コミュニケーションⅠの授業で、ALTのNick先生指導で準備が進められていたグループスキット(グループで作成・演じる短い会話)の発表会を行いました!

 演技は思い切りのほうが”ウケ”ます!

今回のスキットは、異文化におけるジェスチャーなどの非言語コミュニケーションから生じる誤解がテーマです。英語コミュニケーションⅠの教科書レッスン内容の発展的活動となります。

 ⇑ このグループは腕組の意味の違いを効果的に発表しました。

 会話の流れ、セリフ、動きなど全て自分たちで考えました。

 演じる側もとても楽しそうですが、観衆も目を輝かせて見入っています!英語でも内容が伝わって、笑いがたくさんありました。

スキットはALTによって評価されます。生徒同士では、Google Formsを用いて相互評価とベストスキット、MVP(個人)を選出しました。

異文化コミュニケーションについて理解が深まった、原稿を見ないで発表することができて成長を感じた、またこういう機会があったらもっと面白いスキットを作成して笑わせたい等々、感想がありました。

今回のスキット発表会では、生徒たち自身演じる側も聞いている側も英語が媒体であったことを忘れ楽しむことができました!

 スピンオフ

 本番前の準備の様子です。通し練習をして動きを確認していますが、本当に楽しそうです!

 本番まではネタバレをしたくない班は廊下で仕込みをしていました!

 原稿が仕上がったら、Nick先生にチェックを受けます。昼休みや放課後、Nick先生を訪ねる生徒もいました。

今後も英語を使って楽しめる活動をたくさん用意していきます!次回、スキット発表をやるとしたら、「笑い」に振り切ったものもやってみたいですね。

【囲碁部】岐阜総文団体準優勝メンバー教育長表敬訪問

8月に行われた全国総文祭岐阜大会における文部科学大臣賞(全国優勝者)および文化庁長官賞(同準優勝者)を受賞した埼玉県選手団が、10月18日に県庁・教育委員会室に招かれ、日吉亨教育委員会教育長を始め、青木孝夫教育局県立学校部長、杉田和明高教指課長、重竹雅行高教指主幹ほか、指導主事の皆様に対し、各種目の受賞報告を行いました。

囲碁部門は団体の部で準優勝した埼玉チーム3名が列席。真夏の飛騨高山での3日間を共にした仲間と、久しぶりの再会の機会となったようです。

今年の全国総文祭では、書道(川越女子高)、写真(埼玉栄高)、将棋(県立浦和高・早大本庄高)、囲碁(春日部高・県立浦和高・栄北高)、百人一首かるた(浦和一女高)、新聞(松山高)の6種目が受賞。また、SSH全国優勝の浦和一女高、ロボカップ準優勝の県立川越高も一緒に集まりました。選手たちは緊張の面持ちながらも、晴れがましい雰囲気を味わいつつ、日吉教育長から祝辞を頂き誇らしげな様子。

最後に記念撮影をして閉会。来年度ここに戻ってくることが目標になる1日となりました。